『輪廻転生の思想』小林道憲著
ピュタゴラス学派にみる魂の輪廻
ピュタゴラスを「そのわんちゃん知り合いの生まれ変わりだからいじめんといて」と言う
この時、生まれ変わり、輪廻についてあると言っている
オルフェウス教
南イタリア
輪廻転生の思想を基調とする
魂のみの存在する純粋な世界にいた
罪を犯し、罪の償いの為、魂は様々な生き物の肉体を遍歴していかないといけない
肉体（ソーマ）は魂の墓（セーマ）であり、肉体に魂が縛られている限り、自由も解脱もない
魂を浄化（カタルシス）の為に色々修行をしないとだめ
断食
無言の行
禁欲や苦行
体操
音楽を聞く
数学や哲学を研究する
どれも宗教的雰囲気から生まれた
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「宗教的雰囲気」とは、宗教に関連する雰囲気を指します。具体的には、神聖な空間や場所、宗教行事、宗教的な象徴やシンボルなどによって醸し出される、特別な感覚やムードを指します。例えば、寺院や教会、神社の境内で感じられる静寂さや神秘性、宗教的な音楽が奏でられる時の厳粛さなどがそれに該当します。
もう少し詳しく説明すると、宗教的雰囲気は、以下のような要素から構成されることが多いです。
場所の聖性:
寺院、教会、神社など、特定の場所が宗教的に神聖な場所として認識されることがあります。それらの場所は、宗教的雰囲気を感じさせるための重要な要素となります。
行事の儀式性:
宗教行事や儀式は、宗教的雰囲気を醸し出すための重要な要素となります。例えば、宗教的な音楽、祈り、賛美歌、儀式的な服装などが、宗教的雰囲気を高める役割を果たします。
シンボルの象徴性:
宗教的なシンボルや象徴は、宗教的雰囲気を表現するための手段として用いられます。例えば、十字架、仏像、曼陀羅などが、宗教的シンボルとして知られています。
心の状態:
宗教的雰囲気は、個人の心の状態にも影響を受けます。例えば、静寂や敬虔な気持ちは、宗教的雰囲気をより深く感じさせることができます。
このように、宗教的雰囲気は、さまざまな要素が組み合わさって醸し出される感覚です。そして、その雰囲気は、個人の宗教観や信仰によって、感じ方が異なることがあります。
ピュタゴラス学派の哲学は
世界の原理を＜数＞と考える思想を根本に置いている
宇宙が数的な法則によって支配されているという確信からくるもの
宇宙の法則性は、魂が感覚的なものから浄められ、純化されることでのみ知ることができる
後のプラトンにも深く影響を及ぼす
仏教の輪廻転生と地獄
あらゆるものの相対性を説き、いかなるものにも実体性を認めない思想
ヒンズー教の輪廻思想を独自の形で受け入れている
私たちの身体や言葉や意識の働きを業と呼び、悪業をなせばその報いとして、衆生は三界六道への輪廻転生を免れない
地獄はこの六道のうちの一つ
ただ、仏教の発展と共に増えていく
無間、八寒、孤独、八熱、etc
ここはじっごく～～じっごく～じ～ごじごじごくだよ～～
まって針山地獄あまりにも痛そうすぎるっ
仏教はこのような迷いの世界を超えた所に寂静な涅槃の世界があると想定
持戒や禅定によって、生死輪廻する苦なる生存から解脱し、寂静な理想正解へ入ることができる
存在の負荷性の自覚
この世の生が重荷である という自覚からうまれてきたものである
現世における悪業が、来世における転生となって報われると考えられる
来世での転生という観念は単に来世の問題にとどまるものではなくむしろ、現世において意味をもつ
輪廻の世界を解脱して、永遠の世界を求めようとする意志が現世においてうまれてくるから
未来はいつも現在に反射してくる
この世で悪いことをすれば、来世で地獄に落ちるのだから、悪いことはしないでおこう。否！来世ですくわれるためにはこの世で少しでも善行を積んでおこう」と考える
より良き生を求める心を呼び起こす
現世における人間としての苦なる生は、すべて前世からの因縁によるものと考えられる
つまり、ピュタゴラスの知り合いのわんさんはそういう運命にあるってこと？
現代人と生の謳歌
現代人は世俗的近代思想に支配されている
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「世俗的近代思想」とは、近代に登場した思想の中で、宗教的な価値観や伝統的な規範から離れ、合理的な考え方や世俗的な価値観を重視する思想を指します。簡単に言えば、近代化の過程で宗教の権威が相対化され、科学や合理主義が重視されるようになった考え方です。
もう少し詳しく説明すると、以下のような点が特徴として挙げられます：
宗教の権威の相対化:
近代以前は、宗教が社会生活のあらゆる面で影響力を持つことが多く、その教えが絶対的な規範として扱われてきました。しかし、近代思想では、宗教の権威は相対化され、科学や合理的な思考が重視されるようになります。
合理主義の重視:
近代思想では、論理的な思考や客観的なデータに基づいた判断が重要視されます。宗教的な信仰や伝統的な習慣に依存するのではなく、合理的な根拠に基づいて行動や意思決定を行うことが求められます。
世俗的な価値観の重視:
近代思想は、社会生活をより良くするためには、経済的な発展や技術革新が重要であると考えます。そのため、宗教的な価値観だけでなく、世俗的な価値観も重視されます。
具体的にどのような思想が「世俗的近代思想」に含まれるかというと、ルネサンス以降の西洋思想、啓蒙思想、人権思想などが挙げられます。これらの思想は、宗教的な権威から脱し、人間自身の理性や自由を重視する傾向にあります。
さらに詳しく知りたい場合は、以下のキーワードで検索すると、より多くの情報が見つかります：
世俗主義 (secularism):政治や社会生活において、宗教の権威や影響から独立する考え方。
啓蒙思想 (Enlightenment):18世紀にヨーロッパで広まった思想潮流で、理性と科学を重視する考え方。
人権思想 (human rights):人間の尊厳や自由を重視する思想。
人間は傲慢にもあらゆるものの中心的存在になりあがったと思っている
死と運命の忘却
メメント・モリ 死を忘れるな
なんかアパートとかマンションの名前見たいだよね
メメント森 １号棟
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