『幽霊の脳科学』古谷博和著
『日本怪談集 幽霊篇』今野著
幽霊は寝入りばな、あるいは寝ている最中によく出る。しかし真昼間に出る幽霊も意外と多い。
幽霊を見る人は何度でもみる傾向がある。
幽霊には流行がある。
幽霊は新しい乗り物が好きだ。
幽霊は宇宙時代になっても出てくるだろう。
怪談
料理をする幽霊
家に現れた6人
コンロを持ち出し料理を始める
触れようとすると消えてしまった
他の人から見ると何もないところに話しかけ、手を伸ばしていたと
5人の男たちが居間で作業を始めた
葬式用の祭壇をつくりだす
叫ぶと全員消えた
刺された奥さんを見てしまう
触った瞬間に消えた
検査の結果
高次脳機能の検査を行うと”バリント症候群”という障害があることが判明
見えているものの実際の位置と頭の中で認識するその物体の空間的な位置がずれてしまう病気
進行性後頭葉皮質萎縮症(PPCA)という病態であることがわかる
PPCAは幻視や視覚障害を伴い、アルツハイマー病やプリオン病など様々な疾患でおこるが、この患者の原因疾患は確定することができなかった
不眠から幽霊を見るようになった
第一章 寝入りばなや睡眠中に現れる幽霊
睡眠に入る時や覚醒するときに幽霊は現れる
ナオスジ 悪魔やお化けが通る道
細く幾先が見えないほど長い道一本道に決まっている
特徴
1、寝入りばなや就寝中に出現
2、男か女かはっきりしない(幻視
3、しゃべることがある(幻聴
4、胸を押さえつけられたり、ベッドが揺れる感じがしたり、冷たさを感じる(体感幻覚
5、同時に金縛りになることがある
ナルコレプシー
睡眠障害
幽霊のような幻覚を頻繁に見る
主症状
突然の眠気、金縛り、入眠時幻覚
日中の過度の眠気
情動脱力発作
入眠時及び覚醒時幻覚
夜間の睡眠障害
これら5つが揃うことが条件