「何をすべきか、すべきでないか」を正しく判断するには?
「みんながそれをやったらどうなるか」を考えること。
カント
はいう。
汝の意志の格率が、つねに同時に、普遍的立法の原理に妥当しうるように行為せよ。
格率
・・・意欲の主観的な原理。自分がどうしたいかという個人的な
信念
のこと。
普遍的立法
・・・つねに、そうあるべしという普遍的な道徳的命令。
ある道徳的命令が、普遍的であるか否か(個人的な信念に過ぎないのか、人間として従うべき絶対的な義務なのか)、を論理的に考え、判断することが
理性
である。