Archicad/Revit/SketchUp:自己発光マテリアルの使い方 ex.001
以下、ARCHICAD 及び、森山産業 / ELV9P1-096J40M-100EN を例として説明しています 【間接照明作成手順】
間接照明を自己発光マテリアルで代用しようとする照明製品のlm(全光束)と長さを調べる
例えば、森山産業 / ELV9P1-096J40M-100EN の場合、仕様書から長さは1158mm で 全光束は3050lm ということがわかります
https://gyazo.com/726f69381f82361145bb495e45d48022
Arch-LOGの検索で「自己発光」と入力し検索すると、500lm - 10000lm までの自己発光マテリアルが表示されます https://scrapbox.io/files/68513c921fc990f24f3e7ea6.png
上記の 森山産業 / ELV9P1-096J40M-100EN の場合、一番この製品の全光束に近い 3000lm の自己発光マテリアルをArch-LOG プラグインからBIMソフトウェアへダウンロードします
3000lm の自己発光マテリアルが4種(3000K, 4000K, 5000K, 6500K)ダウンロードされます
https://gyazo.com/d52e0185620d5a5cc9af4669c56a8bab
自己発光マテリアルを当てるオブジェクトを作成します
ArchiCADの場合、なるべく、照明の径に近い円(この場合、直径33.2mm程度)の円断面を持った梁などを長さ1158mmで間接照明用オブジェクトとして作成します
計画に合わせ、その間接照明として作成した長さ 1158mm の梁オブジェクトをコピーして、シーンに配置します
作成したオブジェクトへ自己発光マテリアルを割り当てます
この場合 森山産業 / ELV9P1-096J40M-100EN は色温度が 4000K なので4000K のマテリアルを割り当てます。
Arch-LOG Cloud Rendering でレンダリングすると自己発光マテリアルを割り当てたオブジェクトが光ります
https://gyazo.com/eaeaaf5d5b7f069f73db8ff6ade57602
【注意点】
代用しようとする製品の全光束と色温度に近い自己発光マテリアルに割り当てることがコツです
その製品と長さや大きさが極端に違うと、明るさが変わってきてしまいます(例えば、自己発光マテリアルを固定とした時、割り当てたオブジェクトの発光面積が大きくなると相対的に暗くなります)
代用しようとする製品の長さなどに合わせてオブジェクトを作成し、それを実際の商品のようにコピーして並べることが必要です
間接照明を表現するときは、実際の間接照明のようにコーブ上にモデルを制作し、その内側に人からは見えないように自己発光オブジェクトを配置します