Archicad/Revit/SketchUp:塗装のようなものの艶の表現は可能ですか?
この記事の内容は、各BIMソフトのネイティブマテリアルを使用して...という枕詞がつきます。
Arch-LOG からダウンロードして、塗装の表現をしたい場合は、日塗工の601色のカラーがArch-LOGに艶の種類ごとに登録されておりBIMダウンロードして使用可能ですので、ぜひご利用ください。
塗装表現としては、Arch-LOGに登録されているマテリアルを使用した方が、リアルな表現が可能です。
Arch-LOGで日塗工(JPMA)を検索 ↓
日塗工のArch-LOG Newsは こちら からご覧ください。 Revit
Revit のネイティブマテリアルを使用する場合、以下の画像を見てください。
https://gyazo.com/5d5f9d6773b38606a20e1961b961f752
細長い壁は、左から順に
反射率(直射光)0、光沢0
反射率(直射光)30、光沢30
反射率(直射光)30、光沢70
反射率(直射光)30、光沢100
とならんでいます。
Revit の場合、マニュアルにも記載がありますが、反射率をONにして、 反射率、光沢の数値を調整することにより、半ツヤ、全光沢のような表現は可能です。
ARCHICAD
ARCHICAD のネイティブマテリアルを使用する場合、以下をご覧ください。
ARCHICAD(Iray for Archicad)では、マテリアルの材質設定 -> 光沢 を1-25 の間の数値に設定することによって光沢(グロス)設定が可能です。鏡面の値を 0-100 の間で設定すると反射率を設定することができます。鏡面が100の場合は反射率が100ですので鏡のようになります。
https://gyazo.com/726f6f51965df28e3337d3e391b8de69
https://gyazo.com/aa021239a8602415c76ff7caffa01f83
2024/12/12
ただし、現在、Archicad 26以上において、材質設定の光沢の数値が 1‐25 の間の値が取れないことが判明しています。Graphisoft に問い合わせ中となりますが、判明次第ここに最新情報を記載します。
光沢を 0 、鏡面も 0 に設定することで完全にマットな材質を設定することは可能ですので、反射を一切表現したくない場合はその設定をお試しください。