外延
空集合の存在公理
∋ x ∀ y ( ¬ ( y ∈ x ) )
外延性公理 シングルトン
∀ x ∀ y ( ∀ z ( z ∈ x <=> z ∈ y ) <=> x = y ) )
Aの要素がすべてBの要素であり、
Bの要素がすべてAの要素であるとき、
集合A, Bは等しい
{0, 0} === {0}
左辺の要素がすべて右辺の要素であるためtrue
{0} === {0, 0}
右辺の要素がすべて左辺の要素であるためtrue
つまり、結果として{0}である。
和集合の公理
∀ x ∋ y ∀ z ( z∈y <=> ∋ ∔ ( z ∈ ∔ ^ ∔ ∈ x ) )
任意の集合の要素の要素を要素にした集合を作ってもよい
これを∪と表す。
つまり{ { a } , { b , c } , { d } } は{ a, b, c, d } となる
無限の公理
冪(べき)集合の公理
∀ x ∋ y ∀ z ( z ∈ y <=> ∀ w ( w ∈ z => w ∈ x ) )
任意の集合に対して、そのすべての部分集合を要素とするような集合を作ってよい。
{ A , B }のすべての部分集合を取得した際
{ A, B }, { A }, { B }, { }となり、4パターン存在する。
これらのパターンをすべて集めた集合が冪集合となる。
つまり下記のようになる
{ { A, B }, { A }, { B }, { } }