トランジスタ
エミッタ - ベース間のわずかな電流(ベース電流)の変化が、エミッタ - コレクタ間電流(コレクタ電流)に大きな変化となって現れる。これを2つの用途に使う。
1. 電流の増幅
ベース電流を入力信号、コレクタ電流を出力信号とすることで、電流の増幅作用を得る。
2. スイッチング
ベース電流によって、コレクタ電流をON/OFFする。
回路図と物理的なピンの順番が違う点に注意。
https://gyazo.com/17af5c0d0756a47587cdd5827dbbac56
使われる半導体の組み合わせでNPN型とPNP形の2種類に分けられる。
NPNとPNPではコレクタ電流の向きが逆になる。
トランジスタの命名規則によってどちらの型なのかは見分けられる。
2SA:PNP型の高周波用。
2SB:PNP型、低周波用。
2SC:NPN型、高周波用。上記の図(2SC1815)はこれ。コレクタからエミッタに向かって電流が流れる。 2SD:NPN型、低周波用。
参考