1Password活用
ブラウザのパスワードマネージャーは使いたくない、パスキーをマルチデバイスで使いたいというモチベーションで1Passwordをサブスクライブ利用している。月額数百円で安全とパスワード入力の手間省略とそれによって得られる認知的余白を買っていると思えばかなり割安なので、みんな導入すればいいと思う。
## SSH鍵管理
ローカルホストの./sshに鍵を置く管理も悪くはないが、1Passwordで一元化すると、マシン台数 * 利用しているサービス数の鍵を増やす必要性がなくなり、かつ1Passwordアカウントのセキュリティ水準(ここが怪しいと本末転倒だが……)に即することができる。マシンを買い換えるごとにGitHub用の鍵を更新しなくて済む、といえばわかりやすいかもしれない。
ちなみに、デフォルトの暗号化アルゴリズムはed25519になっており(2024年12月現在)、イケている。
どうやるか:
↓とかを読みながら進めれば良いし、PC慣れしている人なら雰囲気で操作していけばたぶんできる(クラメソなんでもあるなぁ。すごい)
## パスキー
ID/Passwordにうんざりしてしまった人類を救う認証方式……なのだが、仕組みに詳しくない人が透過的に使えるほど洗練されたインターフェイスがまだ作られていなさそうで、普及はもう少し先か(iOS 18で「パスワード」が独立したアプリケーションとなったようだが、これでパスキー利用者も増えてくれないだろうか。個人的にはこれ以上Apple依存度を高めたくない・1Passwordを応援したい・完全移行が手間なので使わないけれども) どうやるか:
1Password拡張機能が使えるブラウザなら、「パスキー作るかい?」的なダイアログが出てくる。
iOSなら、設定 >自動入力とパスワードで添付画像みたいな設定をしておけば、これまたパスキー対応しているサイトでのuser registrationとかで「パスキー作るかい?」的なダイアログが出てくるはず。
https://scrapbox.io/files/67667445f12650f223327476.png
サインイン側はブラウザと1Passwordとの連携(拡張機能・OS機能)ができていれば、なんとなくで操作できると思う。
その他の環境については、実際に使っていないので書かない。