次世代 Web カンファレンス :アクセシビリティ
WCAG2.1
「うぃーきゃぐ」って発音してる
普段、色の扱いをデザイナーと議論している(@sukoyakarizumu)
WCAG2.1によるとそれ以外(線の太さ)も対応するべきと書いてる
今までより配慮することが増えたので頑張らないと
色は文字や背景色のガイドを決めていた(@sukoyakarizumu)
が、WCAG 2.1を見ると手を入れないといけない
し、他の人に説明もしないといけない
WCAGを守る意識
(プロモーションではなくて)製品の開発ではAも達成が厳しい(@magi1125)
「最低限」と言われてもきつい
テキストなしのimgとか<i>でボタンになってるとかの致命的なのはなんとかしよう、というところからやってる
ESLintも全部オンにすると真っ赤なので、ちょっとずつ入れてる
色の4.5:1も厳しいとなる(@tokimariri)
テイスト、世界観を守れないから
議論の結果4.3:1なら、となったので、4.3を遵守するというのでもよくなってるのでそうしてる
@magi1125も色は取り組んでる
鮮やかにしたいけど、鮮やかにするとコントラストが低くなってしまう
注釈もコントラストを高くしなければいけない。そうすると見出しが大きくなりすぎたりする
基準ができたのは嬉しい(@magi1125)
グラフィックコントラストも定義された
文字だけ見えていればいいわけじゃない
モバイルのレスポンシブも
高齢になると認知と弱視の問題が出てくるがそこをケアしてく必要があるので
アクセシビリティを考える上で一番インパクトが大きかったのが全盲者だった(@ma10)
それがWCAG 2.1でならされたのでよかった
本質的な目標はアクセシブルなものを提供すること(@ma10)
基準を満たすことではない
2.1は2.0から十年かかってる(@ma10)
次の策定(3.0?)も十年かかるのだろうか?
世の中の技術が変わって、時代遅れになるのでは
新しいものを取り入れる方法やタイミングが難しい
スマートスピーカー
ウェブの一部と見るかどうかは別れる(@ma10)
ウェブ技術を使ってる
WCAGのスコープに入る可能性がある
WCAGに入るとして、
発話障害、聴覚障害者のことをどう考えるか
二、三年で結論でなさそう
スマートスピーカーがコンシューマーに広まった、みたいな変化は今後もいろいろある
ウェブアクセシビリティは、ウェブページをアクセシブルにする活動だった(magi1125)
体験の一部をスマートスピーカーに移すことが結構やられ始めてる
データだけ使ってクライアントを自分で作ってる
ユニバーサルではない(従来のユニバーサルではあるかも)
自分で好きに作れるようになるとアクセシブルになっていく
Q. 逆じゃないんだな
一つのウェブページでアクセシビリティを担保するよりは、APIを作って個々に使いやすいシステムが生まれていく(@magi1125, @sukoyakarizumu)
これが全体として、全員にアクセシブルになる
Q. マイノリティは?
走りがツイッター(@ma10)
API開放で野良クライアントがたくさん生まれた
当時の公式サイトはアクセシビリティがひどかった
サードパーティ製クライアントで使ってた
ブラウザーの外でサードパーティ製のを作れるがよかった
データをどう出すか(どう見せるか)というよりは、データを取れる仕組みを作ることの方がかなり重要(@ma10)
-> オープンデータは方向性としてはアクセシビリティ
人 vs API
UIをアクセシブルにしたら機械も使えるようになるはず。APIを出していくのが本当にいいのか?(@magi1125)
HTMLでどこまでやるのか?
HTMLは現状に合わせて作っていくしかないと思ってる(@ma10)
重要なのはAPIを叩いて作るアプリとHTMLをレンダリングするものが同じように動けるのが理想(現実はそうなっていないが)
APIを叩いてHTMLをレンダリングするのができる、というような情報の持たせ方をする
フロントに、リターンがあるかないか分からない投資をHTMLでするより重要
strongとか古くからある要素でもスクリーンリーダーが読み上げてくれないことがある
意識が大事(@sukoyakarizumu)
将来の投資のために書いてるという意識
読み上げないとしても
「最新のものに従ってるんだからいいでしょ」
スクリーンリーダーで確認もしない
使われることでスクリーンリーダー側が実装する、という順番もある(@ma10)
longdescは長く顧みられていない
実装が出てなくても使っていくと影響がある
aria-liveがここ一年半ぐらいで実装がすごく進んだ(@tokimariri)
サイトが使ってくれないと、ブラウザーベンダーとしても実装するモチベーションにならない、という発言があった(@magi1125)
ウェブを書くことの、ブラウザーへの影響が意外と大きい
HTMLの仕様に入っているということは、ある程度のニーズがあるはず(@ma10)
「べき」で入れてるのもあるが
longdescは使い方をユーザーに委ね過ぎて使い方がよく分からなくなってしまった
エンドユーザーにはニーズが確実にあった
ウェブ制作者とブラウザーベンダーが離れて見えてしまうのが問題(@magi1125)
やっていいのかどうかよく分からないからやらない、とか
やった方がいいというとビジネスと殴り合いになる、とか
「やった方がいいのだけどうまくできないんだよね」が延々と続いてしまう
社会が変わらないとダメだと思ってる(@ma10)
Q. ヨーロッパはどうして?
ほとんどの人が、障害者とITとを紐づけて考えることがない
「いいことをする」ではなくて「社会にとって価値があるからする」とならないといけないと確信している
業務ツール
使えないと仕事にならいとか、紙をやめるとか、@ma10が入ったのが影響が大きい
@ma10のためにやってたわけじゃなくて、たまたまそうなってた(magi1125)
GAFAの恩恵にあずかる預かるとそうなってた
G Suiteとか、紙をなくしてたとか
自然と利害が一致してた
アップルのウェブ系はひどい(@ma10)
iOSは頑張ってる
全部がiCloud上の物になってたら使ってなかったかも
もしG Suiteがアクセシビリティを捨てる、としたら
障害者が一人ならやめるかもしれないが
それで失うユーザーは一人じゃない
チームで使えないとコストが高い(@sukoyakarizumu)
ツールはチーム全員にとってアクセシブルじゃないといけない
会社が目的としてるところにアクセシビリティとハマる方向を選ぶのがやりやすい(@magi1125)
受託だと限界が早い
発注者がそもそも頼んでない
リスクヘッジのために頼んでる(だけで本当は関心がない)。
「自社として関心があるから頼みたい」というのは少ない
理想氏にアクセシビリティが関連していると感じるのが大事(@sukuyakarizumu)
それが可視化されるのが大事
理解が得られないとモチベーションが続かない
1994-5年ごろの技術者は、技術的に正しいものを選んでた(@ma10)
そういう人が力を発揮すれば、障害者がより力を発揮できるだろう、と考えてた
現実には逆で、そういう事実を見せないと、技術者が頑張ってくれない
実世界にどういうケースがあるのか見せていく必要がある。共有する必要がある。
「なぜか使えちゃってるサイト」が増えてないか?(@magi1125)
知人の話によると増えてる
アクセシビリティと思っていないがCMSとか構築ツールとかSEOとか、作るルートに乗るとアクセシブルになることが増えてると感じている
判断が難しい(@ma10)
使えないと一度判断したサイトには二度と行かない
普段は使えるサイトしか使ってない
長く使ってることで、昔は難しいと感じていたことが難しく感じなくなってくることもある
のでウェブ自体がよくなってるかは分からない
昔はaltが特に問題だった(@ma10)
今は動的なサイトの問題が相対的に大きくなってる
CMSがテンプレートの時点で作ってることは増えてるのは確か(@ma10)
冷蔵庫購入の例(@magi1125)
製品ページはいい
価格.comはやや厳しい
ECはだいぶ苦しい
紹介ページのアクセシビリティはよくなってきてる
動的なページのアクセシビリティがきつい
「手がかかってないアプリの方がアクセシブル」(@ma10)
標準のツールを使っているやつ
典型的なUIは作法が決まってるから、それに従うといい(@sukoyakarizumu)
「ちゃんとした」ライブラリーを使うのが大事(@magi1125)
昔React Modalがひどかった。bodyにaria-hidden="true"を使ってた
OSベンダーが出しているコンポーネントは信頼できる
@ma10が使った勤怠アプリも、元々あったものを使ってリーズナブルに作ってた
知らないうちに使えてるので、知らないうちに使えなくなる(@magi1125)
「無意識に」というのは諸刃の剣
AIで画像にテキストつけるのが出てきてる
すごいいい(@sukoyakarizumu)
一方でそれだけでいいわけでもない
Instagramストーリーズ
UGCでテキストじゃなくて数十秒で消える(@magi1125)
ウェブが分断されてる
ウェブの入り口がYouTubeとかInstagramとかになってる
音声は進んできてる(@tokimariri)
Web Speech API
Googleのとか
音声のテキスト化が進んでる
客観的な情報と主観的な情報がある(@ma10)
「客観的な情報だけ伝わるようにすればいい」という立場がある
「主観的な情報が伝わらないと意図が伝わらないだろう」という立場もある
出しての意図なのか、仲介者の意図なのか
どちらがどの程度がいいのかの分析ができていない
画像といったものをどう言葉にするのが正しいのか、という研究
いくら技術的にAIとかでうまくできるようになっても根本的に解決しない
「正しく」が難しい(@magi1125)
どうしたらユーザーが正しく設定しているか、という方向に振りたい(@tokimariri)
ツイッターが画像にキャプションをつけられる機能をつけたが今でもあまり使われていない(@ma10)
相手が可視化されない状態でつけるのはモチベーション的に厳しい(@magi1125)
相手が可視化されないとどう言ったらいいのか分からない(@magi1125)
Tik Tokとか
やっぱり社会運動(@ma10)
具体的な受け手を想像できるように、みんななればいい
テストしてる時も相手を想像できることが大事(@sukoyakarizumu)
テスターの主観や経験によるので
アクセシビリティ以前にそもそもユーザーが見るつもりで作ってる人がどうれくらいいるのw(@magi1125)
UXとか言いながらユーザーに会いに言っていない、とか
人の生活を変えるのに人に会わないのおかしい
量的には難しくても、質的には見ていくようにしていないといけない
マークアップ改善するのはいいが、「それで本当に使えるのかな」というのが大事(@sukoyakarizumu)
SEOの文脈では、altには客観的なテキストを入れる(@tokimariri)
機械のためと実際のユースケースの両方で考える必要がある(@magi1125)
視覚障害者と美術館に行く話(@magi1125)
感想をシェアすることで楽しんでいる
UGC x 動画にもその方向で考えられる気がする
Q.
APIでクライアント作る話
マイノリティは?
経済合理性のためのロジックが欲しい
正式と同じような感じで作ればいい
ARIA API mapping
動画の話は続きを聞きたい
感想を言葉にするのがいい
まんが
コンテンツ
マーチャンダイズとか関連だけアクセシブルにするのはどうか
贈り物ととかするかも知れない
自律は「広く浅く頼る」@ma10
頼れる人を増やしたい
一人で全部やるわけじゃない
UXデザインもそう
プロダクトデザインもそう
直接のメリットじゃない
他の人と関わるから
市役所の人がどう思うかとか考える
「(プロモーションではなくて)製品」というが、プロモーションだとどう変わるか
画像を言葉にすることができない、そうしないと正しいと思う場合は?
カスタムエレメント
チェックはどうしたらいいのか
Talk Backとかでいいのか
アクセシビリティに関する問い合わせ窓口を明示する
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