2020 人文ゼミ|思想史的展開|第18章|M1|李 昇達
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第18章 「汝をして人と異ならしむるものは何ぞ」
・人が性格を有する場合、2つに大別される
→①自然的存在、感性的存在としての人間 ②なんらかの実践によって自己を規定しうる人間がある。人間が自然的存在としての自己(①)からつくりだす自然的ならぬ自己(②)をつくりだす。
・キリスト教においても、仏教においても「来ること」を要した。「我に従ひきたれ」「来たれ、比丘よ」
・父の愛の表現の違い
→キリスト:感情が物を言う(『ルカの福音書』「流浪の息子」)/仏教:理性の支配(『法句経』「長者窮子の喩」)
・「汝をして人と異ならしむるものは誰ぞ」=1人の人が他人と異なるのは、どのような場合か。
→人々と異なる内的価値を有する人であること。
・キリストの道をゆく者:模倣、仏教の道をゆく者:法の実践