伊沢 尚|M2|20210415|研究発表+討議
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『東京市史稿 港湾編第2』
「埋立地造成にみる東京の都市形成に関する研究 - 造成基点としての寺院 -」 M2 伊沢 尚
議論
青井:近世近代の地図から見ると、(江戸)低地の部分ぐちゃぐちゃとわかる 西の登戸は古い地形で、安定的な丘陵帯に対して、江戸の下町は坂の多く、高低差があって、川が氾濫しやすい地形である。
(入江)船を通ることできるので、戦略的な価値があった。近代以降は、その利点は不要になる →改造し、経済的にも備える
中西:中世の地形図を見ると、隙間が多く、ぐちゃぐちゃであった。その意図は?
→埋め立ての技術発展していなかった。明治時代以降都市計画の導入
地図中の紫の部分もその技術の発展とわかる。
日本の埋立地について、他の事例もある
→関西の事例(大阪など)のある。他の国と比べてみる。
加藤:
調査を行われるとき、人為的な要因に注目した。なぜ自然的な面も選んだ?
→技術の集中
川の氾濫、埋立地の造成はどこでも起こる、東京の人為的な成分が大きい
久保田:
寺院はなぜ移転する
→墓の面、都市の人口密度が上がる(火事の要因)と、寺院は邪魔な存在になる、移転へ
青井:
お寺は戦国時代 凄かった
物騒集団を管理するために、細かい集団に分割し、落ち着かせる。
武士を官僚へ
技術者集団でもある、労働力を持つ。都市の拡大と伴って周辺の未開発の地域へ定住する。