OSM: Open Street Map
#GIS
OSMとは
OSMはXML形式で点(POI: Point of Interest)やベクターデータで土地や地理上のデータ(例えば河川、道路、公共交通機関の経路)などを格納しているデータ形式である
WikipediaのようにOSM上でホスティングされるデータを誰でも共有・編集できる、いわば公共的な集合知としての側面もある
ダウンロードについてのベストプラクティス(自分にとっての)
OSMの本家から矩形指定してダウンロードする
https://scrapbox.io/files/68311933b821c2410dd9d863.png
基本的には画面で見ているエリアが自動選択されるが、手動の矩形選択選択も可能
必要なエリアの東西南北の緯度経度範囲を指定してダウンロード
しかし、狭いエリアでないと格納するデータが多くなるのでダウンロードできない
その場合は、Overpass APIをクリックするととりあえずダウンロードできる
ただ全部入りのデータだと扱いに困る(Houdiniでインポートしてもメモリが足りないetc)ので、ダウンロード後にフィルターする
コマンドラインツールであるOSM Filterを使って必要なもののみをフィルターする。
例えば、路線だけ必要な場合は、以下のようなオプションでフィルター実行する
code:bash
osmfilter japan-latest.osm.pbf --keep="route=railway" > railway.osm
Houdini 上で OSM Importノードからベクターデータにする
その後、モデリングやデータ変換をして表現系で使いたいものとして整える
座標に関しては、緯度経度座標なので、タイルベースものと重ねるためにはマッピングが必要になる
どちらであわせたらいいか?
-> タイルにあわせたほうが見栄え上の作業としてはやりやすいかも(目的による)