アスペクト比
主に映像の画角を想定した縦横の比率。
最初のサイレント映画の主流は4:3で、ここからテレビやPCモニターなどはまず開発された。
その後、液晶のワイドテレビが普及するときに16:9の画角が定着したい
映画館の大型化に伴い、16:9よりも横長の比率が選ばれるようになり、これらを「Filmic」と言い表すようになった
フラット 1.85:1
アナモルフィック 2.39:1
実は、視覚デザインや没入デザインの観点で、なぜ横長が選ばれたか、というのはあまり議論はされていない。他方で、横長であれば「映画っぽい」という印象だけが先行するようになった
撮影機材も映画用途(16:9よりも横長の画角を選べるかどうか)で変わるようになってきている。Cinema Cameraと名付けられている場合などがその例。
同時代の動画プラットフォーム、スマホの再生サイズも16:9が選ばれがちだが、サイズは制御できる。一次流通が映画やテレビであった映像がそのサイズとして流通するのは素朴に理解できるが、最初からYouTube動画であってもワイドで入稿されている動画もちらほら見られる(とくにミュージックビデオなど)。それはフィルミックな画角を得るためであって、没入度や画像それ自体の表現性能のためではない。アスペクト比これらは概ね制作者の美的判断(悪く言うと曖昧な「印象」)によって制御されている。