記憶に入れず分析に回して記録する
私が医療従事者であるが故に個人情報の保護がデフォルトで体に染みついています。
時々、顔見知りの方からこんなご心配を受けます。
「先生に、ぼくの情けない本当の姿を見せるのが恥ずかしいです」「性格悪いって先生に思われたくない・・・」
あ!そんなこと気にされていたんだと目から鱗でした。
正直に言います。
記憶に留めない技を使ってお話を聞いています。だから、逆にどこかリアルの場面でお目にかかっても記憶していないので「あの時のあの話なんですが・・・」と言われても分かりません。何月何日の...と記録を見ないとお話できなくなっています。
実はこれ、スラトレプロコーチ育成講座でお教えしている技です。他人のネガティブな話をどれほど聞いても疲れない方法があるんです。
むしろ、プロコーチに進まれる方は、受講生さんのネガティブ話をまるで謎解き探偵のように分析するテクニックを身に付けていただきます。一切記憶に残らないので記録に書き留める仕事があるわけですね。
聞きながら記憶に入れず、分析にまわして記録する
これがプロコーチに必須の技です。