物の生活/記号の生活
記号の知の問い
まずはその知固有の問いの圏域(問題圏 problematics)に身を置くこと。
記号の知は 記号とはどのようなものかからはじまる。
20世紀に入ってから成立したまだ新しい知「記号学はまだ存在していない」ソシュール 日常的な物の意味を問う
ものは機能性・道具性だけでなく意味を持って存在する
ロラン・バルト『意味の調理場』
衣服、自動車、料理、身ぶり、映画、音楽、広告映像、インテリア、新聞の見出し、これらは一見とてもバラバラなものたちだ。
略
それらはみな記号なのである。
ある種の読みの行為なのである。現代人は、そして都市の人間は、読むことで自分の時を過ごしているのである。