想像力は強い欲求に勝る
イヤイヤ期の息子の保育園の送り迎えにかなり苦労する
その場しのぎでお菓子を与えてしまっていたのがクセになりお菓子をもらえないとおとなしくベビーカーに座るまたは歩いて行かなくなってしまっていた
しかしちょっと視点を変えてみた
お菓子への気を逸らそう
そこでずっと話しかけてみた
「グミが食べたい!」
「どんなグミ?大きいの?」
【新幹線のグミが食べたい!」
「新幹線のグミか。それって何色?」
「オレンジの新幹線」
「オレンジか~。じゃあ赤は?」
「赤もあるよ」
「じゃあ青は?」
「青もあるよ」
(ひととおり色を聞く)
「ねえ新幹線のグミって大きいの?」
「おおきいよ」
「どれくらい大きいの?」
「これくらい」
「え、大きい!じゃあちょっとくれる?」
「いいよ」
「ありがとう!じゃあ、保育園の先生にもあげる?」
「うん!」
そのあとは物語形式にしてみた
「あるとき、息子くんはグミを買いました」
「そして、電車に乗りました」
「それで?」
「そしたら、次の駅でへびが載ってきました」
「なので、息子くんはへびにグミを少しあげました」
「それで?」
続きを任せたりこちらから提示したりする
幸い保育園までは割と近いのでこんな感じで会話を進めていたら機嫌を損ねることなく到着した
先生たちに架空のグミを嬉しそうに配ってまわっていた
ほんとにギャン泣きして大変だったのに、想像力だけで解決してしまった こういう実用があるんだなと強く感じた