情報ツールを使いこなすとは?
★★情報管理のアプリを統合すべきか使い分けるべきか?
仕事効率化好きにとって、アプリの使い分けは非常に気になる問題だ。
それらのアプリをできるだけ少ない数で運用できるのが美しい、という心情がある。
一方で無理に統合したために使い勝手が悪く作業が億劫になってしまうことも。
適材適所という言葉があるように、アプリも使い分けのバランスが重要だ。
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大量の、しかも種類が異なる情報を一元管理できる点でEvernoteはきわめて魅力的なツールではありますが、細かい情報の取り回しは得意ではありません。よって、Evernoteに原稿を保存することは、「原稿を細かく取り回す可能性を手放す」ことを意味するのです。昔の私はそのことに気がついていませんでした。
情報を扱うツールにはそれぞれ特性があり、主要な役割とその役割に合わせた機能があります。そして、主要な役割ではない機能については、「使えるには使えるけども」の使い勝手に留まります。当然、そうした副機能は、その機能が主要な役割であるツールにはどうしても見劣りしてしまうのです。
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倉下さんは、使うアプリを無理に統合すべきではないということのようだ。
確かに餅は餅屋だ。
★★アプリ使い分けの実際
一方で、カンバン方式のタスク管理はtrelloからnotionに移行して良い感じに運用できている。 ★★その効率化は目的に貢献しているか
倉下さんはアウトプットを前提にシステムを作っている。 これが自分との大きな違い。
僕の場合、制作管理のために使っているツールは使い分けでうまくいっている。
一方で読書記録など、すぐに価値を生み出さないものに関しては失敗している。
要するに、なぜその方法で管理をする必要があるのかが明確であればうまくいく。
目的のためのシステムでなければならない。