制作学とクレー
【専門用語じゃないかもだけど、自分の関心と論文を結び付けられそうなキーワード】
プロセス、過程、多義性、多様性、パスロン、ヴァレリー 制作学(Poїétique)
自己内省
制作学
詩人のポール・ヴァレリーが制作の際にそのプロセス自体を自身の側が分析することの重要性を問いた言説に使用している語である。 谷川渥が詩以外の創造一般へと用いられるように邦訳した。
谷川はヴァレリー以降の系譜・展開をルネ・パスロン『制作学研究』等を引き合いにだしながら論じている。 高桑康二郎『パスロンの制作学への従来の指摘が導く芸術家自身による制作学の課題 : 芸術家自身による制作学の意義の研究(1)』
*小澤基弘『制作学的視点による美術教科専門科目の統合内容学へ向けての研究 Ⅰ』
*2藤枝 晃雄 , 小澤 基弘, 谷川 渥『絵画の制作学』日本文教出版
永井由佳里・田浦俊春・佐野宏太郎・保井亜弓
『制作学と自己省察の拡張によるデザインの内部観測方法論』
クレーへの言及が一言だけある(記録がたくさん残ってる作家の例として)
谷川「もし<制作学>が可能であるとすれば、それは芸術家の制作に対する彼自身の意識的反省という形のものでしかありえないことになる」*2
→これについてどういうことかもう少し知りたい