仕事効率化の罠と恩恵
★★上位のプロジェクトでモチベーションをあげるという考え方(レイヤー)をすれば脱線にならない
僕はなにか作業に入る前に、この方法はベストなんだろうか?と思い、少しでも効率性を上げようと方法の検討に時間を使ってしまうことがよ〜くある。継続的な仕事が発生したときにそれはよく起こる。
結果的にこの作業が二度と発生しなかったり、効率化の仕組みが完成する前に飽きてしまったりで、時間を消費して終わりってことになりがち。
それでもこの性質のおかげで月200枚のバナーと30本の動画制作その他諸々ができている。
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もう一つ付け加えれば、「作業を進めやすいように、作業環境を整える」というメタなプロジェクトを進めた、という点も実はモチベーションアップに関係しています。つまり、「作業を進めやすいように、作業環境を整える」プロジェクトを進めたから、(その効果を確かめるために)書き上げプロジェクトも着手する気持ちが高まったのです。
言い換えれば、一つ上の(つまりメタな)プロジェクトのモチベーションが、下位のプロジェクトに「押し込まれた」のだと捉えられます。
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作業環境を整えることはとても重要な一方で、作業環境を整えること自体で売上が作れるわけではない。
つまり、実際に稼働しなければ無意味な時間になってしまう。
(感覚的な満足は得られるにしても)
自分なりの成功例と失敗例を挙げてみる。
★★仕事効率化の失敗例
オンラインコミュニティ内でデザインチームを作ろうとしたこと
★★仕事効率化の成功例
動画編集マニュアルを作ったこと
vimeoのチェック機能を使い校正を導入したこと
各クリエイター別の案件管理表を作ったこと
売上・経費早見表を作ったこと
ロリポップからエックスサーバーに移行したこと
クラウドソーシングを使ったこと
★★本当に多用する工程か?
失敗例は絶対に必要なわけでないことが多い。趣味的なもの。
成功例は売上だったり時間の削減に貢献することが多い。
★★しばらく不便に使ってみてから効率化を考える
0スタートの時点で効率化を考えない。まずはできることから始めてみる。
個人的な感覚だと、だいたい3ヶ月以上続いているかどうかが基準になる。
それ以上継続していることに関しては効率化をして良いと決める。
継続していることに絞って効率化を考えれば、楽しいし効果が得られる可能性が高い。
逆に言うと、不便だと感じることに敏感になる必要がある。