人生がつまらなくなる原因
意味があると安定する
安定しすぎてもつまらない
「選べ過ぎて、つまらない」
ってことが、あるんじゃないかなぁ。
YouTubeでも、Netflixでも。
ちなみに、
見方をちょっと変えると……
すべてを自分の好みにできるということは、
すべてが自分の「想定内に留まる」ということ
でもあります。
そうなると、
ガッカリや失望のリスクは少ないかも知れないけれど、
驚きや感動といったハッピーも「小ぶり」になる。
「結末が完全に読めちゃうドラマ」
みたいなもんでね。
そろそろ、
「インターネット上の豊富なコンテンツ」
という体験自体に、
ぼくらはもう、飽き始めてるんじゃないかなぁ……
だからね、ぼくは思うんです。
結論。
今、ぼくらに足りないもの。
それは……
「ノラ犬」なんです。
授業中に校庭に入ってきた犬のこと
スリルの本質ってたぶん「不確実性」なんです。
それは可能性そのものでも、あるからね。
たとえば、
ぼくらが「不確実性を愛する」証拠としては……
●宝くじが好きな人が驚くほど多い(公務員さんでさえ)
●その他のギャンブルにハマる人もいっぱいいる
(麻雀、競馬、競艇、カジノ、投資の一部、仮想通貨の一部……)
●先の読めない映画にドキドキする
●不良が捨てネコに優しいとドキドキする
●「見たことがないもの」に基本、ドキドキする
●サプライズなプレゼントを喜ぶ人もいる
●勝ち負けがわからない試合に熱中する(スポーツとかね)
●ちょっとミステリアスな人に興味を持っちゃう
●っていうか「ミステリー」という分野がそもそも人気
※最初から犯人がわかってる刑事コロンボにだって「謎」はある
●勝率が低いチームだって愛せる(むしろ情熱的になる)
●自分の出世の「天井」や「生涯収入」がわかってしまうと
モチベーションがガクンと下がる(不確実性が無さ過ぎて震える)
●「ガチャ(ガチャ)」が永遠に大人気
●新しい人気のオヤツが出たら食べてみたい
(それにしてもポテチは新しいのが出過ぎだと思う)
●確実にもらえる500円より、ジャンケンに買ったら
もらえる1,000円にちょっと惹かれる
●最近「もう中学生」をやたらテレビで見る(笑)
みたいなこと、かな。
意味はありすぎてもなさすぎてもいけないってことなんだな