WRM 2021/07/19
「ビジネス書が置き去りにしてきたもの 人文的実用書に向けて」
~~~言い表しがたい関係性~~~
なんとなくお互いのことを、漠然とは知っている。でも、リアルな状況のことはぜんぜん知らない。でも、やたら細かいことは知っていたりする。
多くの人がオンライン上でも活動するようになってからのこと―ここ10年くらいで発生したことだと思う。
一昔まえなら、リアルな関係性に入れてもいいくらい少数だった。友人にカウントしてもいいような。
でもここ最近で、友人とは言わないけど考えていることをよく知っているという謎の関係性が出てきた。
クラウドソーシングによって、素性はほとんど知らないのに仕事上だけでかなり深く信頼関係を構築することも。
こういう関係性を扱った作品って?電車男が最初?
Q. 日常的に使う情報ツールには、どんな機能があったら(あるいはなかったら)よいと思いますか。
あるとよい
箇条書き、引用、見出し、リンク
一言コメントを添えられるブックマーク
文字数カウント
ないほうがよい
階層構造階層構造を整理するときは永遠にやってこない
タグ タグを整理するときは永遠にやってこない
■誇大な表現
「極端な話」がビジネス書にはびこっている現状は簡単に確認できる。たとえば少し前までは「hogehogeは××が8割」みたいなタイトルが多かったのに、その割合が少しずつ増えてきて、最近では「hogehogeは△△が10割」にまで到達している。
本のテレビ化、ファストメディア化...的な。
知のたよりどころとして信頼を落とてしまっている
読書とは遠投であるはずなのに
本は本質的に贈与なので、ビジネス(等価交換)で成立させるのが難しくなっている
■完璧すぎるシステム
人間は誤謬も矛盾も持つ存在である。ある方法を実践していても、たまに違うことをやったり、あるいはミスしたりする存在である。よほどロボットに憧れを持つ人でない限り、そういう「揺れ」は日常的に存在しているだろう。しかし、「完璧な」システムには、そうした揺れを寄せつけない壁がある。そうなると、私たち人間が、システムの完璧さに歩み寄らなければならない。これはひどく辛いことである。
誤配の問題。
たとえとして、神がこの世界を作ったのは計算で到達できないものを観測したいからではないか。
すべて計算できるものであれば、記述をする必要がない。神にとって、人間は間違えるからこそ、観察のしようがある。
建築があってはじめて自然という概念が生まれることに近い→ 記号と構築
■人間と共に
「わかりやすく」「手短に」伝えられる情報は、余計なものがない分、どこにも接続する余地を持たない。
それらは人間くささもなければ、より大きなものへの接続もない。ただ、ノウハウがそこにあるだけだ。そんなものに、1000円や2000円のお金が支払われる時代は、さすがにもう終わりを告げつつあるのだろう。
ということは「他者と接続するためには、余計なものが必要」
完全なノウハウが存在しないのは、それを扱う人がそれぞれ全然違うから。
#WRM #倉下忠憲