scrapboxでの読書メモ共有について
scrapboxに新しく加わったExternal Linksという機能を使って、期間も場所も限定しない、のんびりとした読書会ができるのでは…と思っています。
こちらのブログでこの機能のことを知りました
scrapboxってどんなサイト…?というのは✎この場所についてに書いてみていますが簡単に言えば、自分だけのWikipediaや百科事典を作れるような場所です。興味を惹かれた方はネット上で説明や使い方のアイデアなどを検索すると面白いものがたくさん出てきます。 scrapbox上で読書会をするというのはそうして検索しているどなたかが実践しているアイデアで、私が生み出したものではありません。
私のscrapbox(「日々のメモ」)は公開はしているけれど編集は私にしかできません。でも設定によっては招待した方と一緒に編集ができます。そういった「共同編集」というかたちを取ってその方は読書会をされていました。
私もそんなふうに読書会をできたらいいなとも思っていたのだけれど、いくつかひっかかる部分があって
まず私にその場所を管理できるのか
言い出しっぺなのに実は本を読む習慣を取り戻すことに必死で読むのが遅い
共同編集ができる=他の方が書いた文章を編集できてしまう(間違って消すなどの可能性がある)
共同編集とはいえ、私の気分次第でなくなるかもしれないサイトに大事な読書メモを残してもらっていいのか…
(個人的な問題として)すでに自分のページ内で読書メモを作っていて、それが読書メモ以外のページにも繋がってゆく面白さを捨てたくないので読書メモだけあたらしいアカウントに移動するのは嫌だな…(ノートは一冊にまとめたいタイプなので)かといってコピーして同じものを共同のアカウントにも貼り付ける作業も無駄だし…
などの心配があって二の足を踏んでいたところ、なんとこのExternal Linksがそれを解決してくれそう!という気がしています。
External Linksというのは、昔のブログのトラックバックのような感じで、例えば今見ていただいている「scrapboxでの読書会について」のページをどなたかがご自分のscrapboxにリンクを貼って言及すると、ページ下部に「External Links」という項目が発生してそこに言及してもらったページが現れるしくみ。みたい。
今のところ、このExternal Linksというのは自分がWatchlistに入れているサイトだけに広がっているということなので、読書会の全員がお互いのサイトをWatchlistに入れる必要はある(Watchlistは一度訪れるだけで自動的に登録されるもの。手動でWatchlistから外すことも簡単)。
だから逆に、External Linksに誰かからの記事を表示させたくなかったら、Watchlistから外せばいいみたい。
この方法だと前述のひっかかりポイントはすべて解決されるのでは…!
(あ、でも新たに、非公開ではできないというデメリットが加わってしまった。私はメモ段階のものを公開することを面白いと思っているけれど、多くの方は非公開、グループ内でやりたいのかもしれない…)
scrapboxはGoogleアカウントが必要みたいなのだけど、それさえクリアすれば簡単につくれます。
「参加します!」なんていう宣言も必要なくて、ひっそりとページに言及してくれたら繋がれる。(通知等のシステムがなさそうなので、リンクしてくれても気づかない可能性もあるかもしれない)
つまりリンクしてもらったからって読みに行くかどうかも完全に自由ということになりますね。
しかし、このくらいのゆるさでやっちゃうと読書会ではないか…
「読書会」という目的で集まるのであれば、呼びかけたり本を決めたりメンバーはこの方たち、とどこかに表示しておく必要はある。なのでその中間地点としてのアカウントを作ってみてもいいのかもしれないな。そのくらいの管理なら私にもできるはず。たぶん…