2025-11-21

昨日はカフェで話していたら体が冷えてきて、今日はほんとうに寒いなあと窓の外に目をやったら雪が降っていた。寒いはずだ。

たまたま去年の今日の写真が目に入ったのだけれど、雪を写していた。去年も今頃が初雪だったのだな。

昨日別れ際に友人が急にこどもの頃の不思議な体験を話してくれた。

眠る前に急に時間が早回しになるので目を瞑ってそれに耐えたこと、それからある日家に帰ったら門から肌色の小さな手がにゅっと出てきて、なんだろう、見間違いかなと思いながら玄関まで歩いたらそこに置いてあった水の入ったバケツからも同じ肌色の手がにゅっと出てきたのだそう。

この直前に行ったブロカント（中古のものを売っている市場）でお人形の手を見てそのことを思い出したのだそう。久しぶりに思い出したし、人に話したことはなかったのに、と言っていた。

私も不思議…というかうまく説明のできない体験の認識はいくつかあるし、どんなに日常から離れた話であっても「そういうことがあるかどうかは分からないけれど、あるのかもしれない。何よりこのひとはそう認識しているんだな」という風に思う。自分が見たと思っているできごとについても、本当にそういうことがあったかどうかを疑ってもいるし同時にそういうこともあるかもしれない可能性を切り捨てることもない。どちらかというと人の脳が見るものの不思議として捉えているかもしれないし、でもそれでは説明のつかない話もいっぱいあるから、もしかしたら人類がまだ追いついていない物理に触れる瞬間というのがあるのかもしれない。

こういう不思議なことって、いつかある程度は解明されるのかな。

はりーさんの新刊についての対談

https://youtu.be/BXPWTxEJBzA?si=TNLvOyVKseN-95qT

はりーさん、ものごとや人間に対する観察がユニーク（本来の意味でのユニーク）で、感情表現や他者が関わる出来事の捉え方が面白い。いくつかSNSに投稿された断片しか読めていないけれど、いつか手にとって読みたいな。

時代が変わるにつれて自分の認識も見直していかないと思っているけれど、以前疑問を持たずなんとなく流されてそう考えたり行動したりしていたことがふとしたときに、まだ意識（なんだか無意識なんだかわからないけれど）の片隅にこびりついているなあと気づく場面はたくさんある。時代に合わせて自分の認識を見直す、というのも大事である一方、世間の傾向に引きずられているだけでももちろん十分じゃない。自分の物差しとか方向性とか理解をそこから切り離しても考えてみることが大事だし、かといってそれがひとりよがりになってもいけないからもう一度社会の視線とすり合わせて考えてみて…の行き来も大事で、実はこういう風に自分を固定させないというのは大変な作業でもあるのかもしれない。けれど、ひとりひとりがそれをするというのが、すごく大事なこと。

よく知っている友だちだったらその人が誰と暮らそうが、ひとりで暮らそうが、そんなことはどうでもいいかもしれない。そこにはそのひとがまるごといるだけだから。でもあまり良く知らない人だと、その人のこと、または相手を含めてのその人のことを社会的にどんな具合なのかということで推し量ろうとしてしまうのかもしれない。

今日の学習メモ