2025-10-29
随分前に読んだ本が実は長いシリーズの始まりだったということを知ってこのところaudibleでずうっと追っていた。異文化間に生ずる摩擦をいかに飲み下してゆくのか、ということが語られていると思うのだけれど、それは作家の専門である文化人類学と密接に関わるテーマでもあるなと思う。
登場人物に気持ちの良い人が多く、人に対する視線が懐深いところも清々しい。
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この作者の著書は他の物語も良いのだけれど、『隣のアボリジニ』というアボリジニの調査研究をまとめたものもおすすめ。 個人的学習メモ