2025-10-12

日記のまとめをした。

って、いつの日記だ。2ヶ月前。どんどん実際の日にちからはずれてゆくけれど、これもそんなに悪くないななどと考えていた、しかしいい加減ズレすぎているなあ…どうしよう。でもまとめる時間が取れない。そう思いながらずるずるとまとめるという習慣がとっくに消えてしまったために重い腰も上がらずにいたのだけれど、これは私がまとめなくてはいっかなまとまらないのでは？と当たり前なことに思い至り、その勢いを借りて手をつけてみた。

Substackの文字数制限もあって1週間分くらいしか書けなかった。写真をいれるととたんに文字数が入れられなくなるよね。写真なんて入れなくてもいいのかもしれないけど文字ばかりでも楽しくないから一枚くらいはと思って入れている。もう昔のフィルムで撮った写真を置いておく場所もないし。

今日はイチジクに追われた一日だった。

大鍋3つ分をとにかくジャムにしなくてはならず、そのためにはオレンジやその皮を刻み、レモンも刻み、瓶も消毒せねばならない。大鍋をジャムに使っているので瓶を消毒するには中鍋を使わねばならず、手数がかかる。ジャムを煮るあいだ本でも読んでおれば良いと考えていたがそんな悠長に構えている時間はないのだった。煮飛ばすために強火でぐつぐつしているため油断するとすぐに焦げ付いてしまうので、そういえば去年や一昨年も同じようにめちゃくちゃ必死に鍋の底をかき混ぜて、マグマみたいに時々飛んできてやけどをさせる飛沫を避けつつ、瓶をぐらぐら煮立つ湯に沈めてはドライヤーで乾かし、じゃんじゃん詰めてはシールをつけて箱に収納、わたしは業者さんなのかと思うくらい働いた。

そのあとにまたイチジクが成っているので採りに行ったら昨日と同じくらいの量がとれたので、つまり大鍋3つ分、またしてもこれをどうにかせねばならない、またぐつぐつを繰り返さないといけないのか？平日なのに？コンロまわりのべとべとの飛沫もきれいにしたばかりなのに？と途方に暮れている。いや毎年途方に暮れるのだった。思い出さないようにしていたけれど。

でも明日は幸いなことに人に会うので、ジャムにする前のイチジクをお裾分けすることができる。ジャムも美味しいんだけど人生でこんな美味しいイチジク食べたことない！とたいていの人に言われるくらい美味しいイチジクなのでできたら生のまま食べてほしいのだった。

イチジクは完熟したのち1日か2日で腐ってしまう。だから採れたその日か次の日にたまたま会う人にしか差し上げられず、食べきれない分はジャムにするかラムにでも漬けるか冷凍しておくしかない。

どこかのレストランが貰いに来てくれないかなと思っている。本当に、どこに売っているイチジクよりも美味しいから。（料理のお仕事をしている方のお墨付きもある）