2025-09-01
踊ることにしか人生の時間を使っていなかったのに、この数年で新しい技術を身に着けて、それをぶっつけ本番みたいなかたちで冷や汗をかきながら少しずつ仕事にしていっているのが不思議だ。そういえば料理も人並みにできるようになった。片付けとかも。ほんとうに踊ることにしか時間を使ってこなかったのだ(あとそのためのアルバイトと)。
どんなに身を投入しても仕事にはならなかったものごとを振り返ろうとしたけれど、振り返るまでもなく身の内にあることも、当然なんだけど変なかんじ。
中華スーパーで買っておいた野菜と鶏肉ですっきりしたスープを。
私は肉のにおいが多少強くても平気なのだがSは獣臭さに敏感なので、塩と酒でもんでからしっかり脂身を取り除き、焦げ目をつけて、いっかい茹でこぼす。アクも丁寧に取る。生姜も一緒に煮込んだので爽やかな味わい。糸こんにゃくを入れたこともあってまるで鍋みたい。
取り除いた脂身はからっとするまで炒めて、ネギの青い部分も一緒に炒めて、塩を振ってつまみにする。私の鳥の脂欲も満たされる。
Cosenseのwatch listは1週間も覗かないままでいるとみんな消えてしまうのですね。
携帯からだと検索する手立てもないので何かしらでまた出会うしかないのか、とも思うけれど、考えたら人の生活や思考をそんなに頻繁に知らないでもいいじゃないの。
SNSは便利だし、友だちとの連絡手段にもなってしまっているし、自分の活動をお知らせする場でもあるから離れるわけにもいかないのだけれど、心のなかではこんな情緒のないものに魂を売るべきではなかったのに、とは思っている。SNSをほとんどやらないSが自分の作品をなかなか聴いてもらえないなどと言うのを聞くにつれ、今はSNSでの宣伝方法を工夫する必要があるんだよ、でもそれをしたいタイプじゃないでしょ?などと少し棘のある言い方をしてしまう。自分が魂を売っていることを自覚しているからなんだと思う。
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本当にそのとおりだ。
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