2025-06-08

すっと素直なところに戻してくれるような人がたまにいる。身近な人でなくてもそういうことがある。どういう風にものごとを見たり過ごしたりしたらああなれるんだろう。

昨日は100くらいの古い楽器を見て、音を聞かせてもらって、触らせてもらいまでした。

気に入った音が3つあった。ひとつは地獄の蓋が開いてその隙間から爆発的な量の空気が吸い出されるみたいな音。ひとつは井戸の水を汲むみたいな形で、取手を歪めると真ん中に張ってある弦の音が曲線的に変わるもの、ひとつは肩甲骨みたいな形の板に紐がついていて回しながら振り回すと本体の小ささからは想像もできないような空気の震えや切り裂く音が聞こえるもの。

みっつめはもしかしたら手作りできるのかもしれないな。

あれだけの楽器があったら私の作品の音にも広がりが生まれるかもしれない。手数ではないんだけどね。

夕陽の全身が見えてあまりに丸かったから今日は満月かな、とバグったことを考えてしまった。

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だいぶ手を動かせるようになって家事をゆっくりとし始めている。セーターを洗い、冷蔵庫の棚を拭いて市場で買った野菜をしまい、皿を洗う。こんな簡単なことが利き手の親指を怪我しただけで全然できなくなる不思議。

もう少しよくなったら竹を切らなくては。3階に届きそうなくらい伸びてる。