2025-05-11

アイスランドのビエンナーレ組は新旧問わずなんとなく繋がっていく感じがある。今日お邪魔したSはセメントや土を使う作家で、かなり大きな作品も作るひと。家がかっこよかった。作品の雰囲気に似ている。無骨よりは洗練寄り。ってどんな区分なんだ。

しかし、ダンサーって作品を見せられないのがちょっと残念だな。集まっても動画を見るのって時間かかるし。かといって3分では何もわかってもらえない。

Felletinで買ったパンとチーズをおすそ分け。1年もののシロップも美味しかったし、繋がりそうでなかなか繋がらなかった方とも知り合えたし、なにしろ動き出したら数珠つなぎに縁がやってくるのが嬉しい。

ひとりだとどう打開していいか分からないことにもヒントが見つかるかもしれない。いや、見つからないとしてもたったひとりで窒息しない方法があるかもしれないと思えるだけでいい。

クラブのような、熱気が入り混じった場所。暗闇になったので色んなものから一時退散したくて扉を抜けて自分の寝床に入る。しばらくすると誰かが布団をめくろうとする手を感じた。話がありそうだったので顔を出すと、何とも辛そうな顔で俯いている。君に再会してこんなに苦しくなるとは想像していなかった、この集まりを企画したのは間違いだった、と言う。あまりに悲しそうなのですこし話そうか、と手に触れる。私にしかとかせないしこりがあるなら、喜んで手を貸したいのだった。変わらずエレガントな手。

目が覚めてもしばらくその人のことが気になって色々思い出してた。もう会うことはないのかな。生きているなら会えるんだろうか。あのあと何を話したかったのか、聞きたかった。

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今夜は久しぶりにお灸を試してみる。私の教わったやりかたは百草を針のように細くして、熱がすっと奥まで、それこそ針のように入っていく方法。腎臓に試してみる。肺は炎症を起こしていそうなので火を使うのをやめておく。オイルを試す。