2025-05-02 差分

お隣の方まで心配してくれてマッサージに良いクリームを貸してくれた。ここは一軒家が連なった村なので近隣とが密接でこんな風に助け合っている。私もそういう生き方ができたらいいんだけどと遠く憧れもするけれど、自分の性質上、自分の求めるものを少し削らないとそうはできないだろうなとも思う。人が嫌いなわけじゃないのだけど追求したいことについ夢中になってしまうから。

友人（と私は勝手に思っている）の体験のツイートから、かつて自分が味わった断絶のようなものを思い出した。

作る人の想いと、それを扱う人の都合とのすれ違い。

もちろんどこにも悪人はいなかった。それぞれが一生懸命に動き、考えたことも知っている。

でもそこに在ってほしいと私が望んだ想像力はなかった。あくまでもそれは私が望むかたちだった。それを自分でもよく知っているから押し付けることもできない。押し付けるべきだったのかもしれない。だって私にこそその責任があったのだから。自分が思うように運び、もし失敗するなら自分の手ですべきだった。その機会が奪われる前に。

今となってはもうどうすることもできない。

手痛い失敗としてこれからの私の人生には活きるかもしれないけれど、でも残ってしまったことは消えない。

みなさんのCosenseを読みながら、聴いているとあるラジオのとある方の声がとても好きだなと考えていた。自分の声が低いからかむかしから低くて落ち着いた声が肌に馴染む。単純に音の高低というよりは色んな音程が入った複雑な音が好きなんだと思う。扁平できらきらした感じよりも、輪郭が厚くざらつくような。まるく溶けるような感じでもいい。

声の醸し出す感じはその人が出す足音とか扉を閉める音、ミュージシャンだと楽器を弾くときの音にも表れる。そのひとの立てる足音があまり気にならない人の演奏する音は、テクニックにかかわらず、いったん聞くことができる。神経に障るようなドアの開け締めをする人の音楽は、やはりそのように感じる。だから少し話せば、好きになれそうなアーティストか否かなんとなく分かる。

さてさて今日は、トイレを外してその下の地面に新しい排水管を増設。

お湯タンクは完全に上階へ移動して、下の階（生活階）にお湯を落とせるようにする。古い排水管と買ってきた排水管は微妙ーーーに径が違ったので接着剤多めに。ただでさえ腰痛がひどいのに、腰が痛くなかったとしてもありえないような姿勢で働かねばならないので、見ていて冷や汗が出る。がんばれー

日が暮れてきた。21:45。

バイクみたいな音を立てて飛んでいる虫がいる。もちろんバイクより小さい音なんだけど、遠くにいてもぶうんと聞こえる。後からして大きな虫なんだろうけど暗くなってからじゃないと現れないので定かではない。

セージとローズマリーを摘んでお茶にする。いい香り。

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