2025-03-10 ボイラー点検、スペイン内戦のこと
一年に一度のボイラー点検。
ひととおり掃除をして出迎えて、コーヒーはいりませんとのことなので他の用事をしていたらあっという間に終わった。
audibleで川上未映子著『黄色い家』を聴きながら体を温めるはじめる。耳での読書ともうルーティンのようになっているストレッチや稽古は相性がいい。家事も、考えないでも体が動くことなら本が聞ける。まだ慣れてなくて手順を考えないといけない料理とか、読み書きの関わることとか、つまり頭を耳のために空けていられないときには本は聞けない。音楽は体に染み込ませておけばいいから読書も同時にできる。踊りと音楽ももちろん同時にできる。踊りと音楽と読書も同時にできる。踊りと家事はものによっては同時にできない。体の動きに制限がかかるから。読書と家事もものによっては同時にできない。頭の動きに制限がかかるから。そうかんがえると音楽は手広いようだけれど、でももしかしたら制限がかからないだけで入って来てもいない瞬間があるのかもしれない。 とはいえ、私は音楽を自発的に聴くことがない。家で音楽をかけることは…この10年で片手で足りると思う。音楽を聞けば胸が揺らされるし嫌いというわけではないんだけど、頭の中に流れている音と、生活の周りに溢れている音で、もう十分だから。
-
« L'administration Trump entreprend un véritable coup d'État, un coup d'État numérique, mais d'une brutalité inouïe contre la démocratie. On entend des témoignages poignants de collègues américains, de toutes disciplines. Et il s'agit pas simplement de défendre l'emploi scientifique, même si c'est important, mais la liberté académique, ça l'est davantage. Et de comprendre que la liberté académique, ça ne concerne pas simplement les chercheuses, les chercheurs, les universitaires, mais tout le monde. Parce que, ce qui est attaqué, c'est le principe même de la démocratie, qui fait qu'on délibère à partir de faits et pas de croyances. On peine toujours à faire comprendre les enjeux démocratiques d'une politique scientifique. C'est pas simplement la curiosité de quelques chercheuses et quelques chercheurs. C'est un bien commun. Sans quoi on ne peut pas vivre ensemble en démocratie. Parce que la démocratie, c'est pas qu'un régime. C'est une tâche à accomplir et qui est fondée sur la raison. »
-
1943年に至ってもまだ逃亡生活が続いている。フランスとの国境からそんなに遠くないバスク地方の、主人公たちの家族のいる町の近くの山に何年も潜んでいる。時に助けられたり裏切られたりしながら。
そこにいることが分かっているのに(家族が衣食の面倒をみている)捕らえられることもなく、ずっとにらみ合いを続けて数年が経つ、その息苦しさや淀みのようなものがこちらに伝わってきて時々深く息を吸わないと窒息しそうになる。
フランコ政権のこと、映画や小説、美術作品に出てくるたびにきちんと知りたいと思うのだけれどしっかりと辿ったことがない。できたら年表をたどるんじゃなくて人の書いたもの、撮ったもの、作ったものから知りたい気がしている。