2024-12-20 ちがう漕ぎ方
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これで通算100回目くらいなんだけどブログどうしよう問題についてまたふと迷いが出てきてしまって、せめてあちこちに散在しているものを繋ぎ合わせようとしたのだけれどその逡巡のさいにふと自分のブログを読んで、今はこういうふうには書けなくなっているんじゃないかという気がして懐かしくなった。
私は今よりももう少しだけ恐れを知らず、多くのものを信頼し、ほのかにセンチメンタルだった。
物知らずなのは今も同じだけれど前はもっとお気楽だったかもしれない。私なりに引き受けなければならないものがあると自覚して、それを少しずつ身に積もらせるうちに、以前の軽やかさを失ったとも言える。
残念な気もするけれど、引き受けられたのは良かったので、比べたりするのは止す。
ブログにいちいち写真をつけなくなったというのも大きいかもしれないな。
写真がついているだけで世界観がふくらんで見える。そして自分もそれにつられて羽ばたきながら書いていた。
よく考えたら以前は写真を美しいまま載せられることがブログサービスを選ぶ一番大きな要因になっていたんだった。フィルムのきめ細かさが潰れないサイトを丹念に検証して選んでいた。
写真を載せなくなったことで文面はより「記録です」という顔をして、ふわふわと漂うことを止めた。
それにしても、Tumblrはデザインもシンプルで好きなんだけどな。どうも外部からのアクセスがしづらいのでやめてしまったが。