2023-09-05 今日のメモ
本当に読みたい本は紙の本で読みたいからと購入を我慢していたけれど、この数年日本に帰ることもできず読みたいリストはかさんでゆくばかり、おまけに読むスピードはとことん遅いと来ているので、もう電子でも読んでいくことに切り替えることにした。本棚に並べておきたい気持ちもあったけれどそもそも物質としての物を持つことが得意じゃないのだ。選び抜かれた物を大事に手元に置くことに尽きぬ憧れはあるけれど、ぐずぐずと幻想を追って目の前のことを逃しては本末転倒。
電子書籍で読むことには良いこともある。軽いものだと読み上げ機能を使ってながら読みができるし、何度読んでも目が滑るようなちょっと敷居の高い内容だと読んでもらいつつ目でも追う方法を取るとサポートされる部分もある。
iPhoneだと読み上げ機能があって良いがバックライトのためにやはり目は疲れる。Kindle以外も読めるようなeinkの端末購入もいずれ考えようか。
カチューシャがうちに入り浸ってくれることに喜んでいたが、なんとノミまで持ち込んでいた。しきりと体を痒がっていたので疑っていたが、飼い主の家には幼児がいるのでその辺の処置はちゃんとしているだろう…と油断した。このバカンスの間に薬が切れていたらしい。
布類を90℃で洗濯し、業務用の吸引力の強い掃除機で考えつく限りの場所を掃除する。布団乾燥機はダニ駆除機能もあるのでそれもかける。
それにしても、飼い主さんが帰ってきたとはいえカチューシャはぱったりうちに来なくなった。あんなにべったりそばにくっついていたのにちょっと寂しくはある。
最後の日に帰りたがるのでドアを開けてあげたのだけれど躊躇してなかなか出ていかず、私の顔と外とを何度も見比べたりSがいる2階をしきりと見上るのでSも呼んでふたりで見送ろうとしたのだけれど、それでもずっと踏みとどまって何かを言いたげな様子だった。いつもと様子が違うし私たちも急かすようなことをせずしばらくそばにいたが、そのうち意を決したような様子で勢い良く出ていった姿が思い出される。もう来ない、という決意をあの時していたんだろうか、などと想像したりしてしまうが、いや、気まぐれにまた来るに決まっているな。
ノミ駆除のため病院に連れて行かれるらしいのでそれまではどちらにせよ入れてあげない。
清香さんの裏庭日記が毎日届いて嬉しい。
「ニュースレター」とはいえwebでも読めるしブログと大して変わらないななんて考えていたけれど、受け取ってみると大きな違いがあるのだった。
言葉と体の関係についてとても興味があるしおそらくこの数年でそのあたりのことをテーマに顕されているものも多くて(もしくは私が知らなかっただけでずっとその分野は同じくらい露出していたのかもしれないけれど)読んでみるとなにか自分の肌感覚に合わないというか、まさに私の経験してきた体と言葉の関係はちょっとこうじゃないなと感じるものも多かった。
楽しい読書になるといいな。