2023-04-06 古巣の夢
いつもの友達と会う夢をみた。
何故か私はみんなにマッサージをしてあげる約束をしている。4人いるから1時間ずつしかしてあげられないよ、と言いながら一人目。話をしながら揉み返し防止に足をさすっていると、ふくらはぎの真ん中が痛いと教えてくれる。辿ってゆくとアキレス腱が傷んで、むき出しになったかかとの骨は焦げている。そういえば彼女は近年足首を骨折したのだった。
食べ物が時々運ばれてくるのだがそうするとそれを食べに行ったり、そのついでにおしゃべりが始まったりしてマッサージどころではない。私もテーブルの上のものをあれこれ食べてみる。隣に幼馴染のお兄さんがいて、そろそろ仕事に行かなければと時計を見ている。嵐になりそうなのにこれから出ていくの?と訊く。子どもの頃からこのひとのことを知っているけれど、別の関係になることもあり得たのだと一瞬考える。
お世話になったスタジオに行く。正門は閉まっているが裏の駐車場が空いている。自動シャッターが閉まりかけているところに滑り込む。誰にも会わないように隠れながら廊下を歩く。声もしないから今日は休業なのかもしれない。もう営業日すら忘れてしまっている。ガラスの扉に私が考えたレシピが貼ってあって、どこかで賞をとったようだった。私には報せてもくれないのか、ここの人たちは相変わらずだと思う。
物書堂がまたセールになっているので友人に知らせたところ、実はプチロワを購入したが日本語での検索ができないとのこと。
よく見たら今出ているのは仏和か和仏のどちらかで、私が買ったときには仏和・和仏が一緒になっていた。今もそういう買い方ができるのかもしれないけれど、ざっと見たところではどちらかしかなかった。日本語、フランス語どちらかからも検索できるほうが圧倒的に便利なのだけれどな。
どんな動物とも仲良くなれるなんてそんな魔法みたいなことができるんだ!と思わせてくれたムツゴロウさんと、わくわく動物ランドがわたしの子供時代の動物観を作った。
同時通訳の方の言葉がわかりやすいフランス語なので参考になる。
後半ミラン・クンデラの話になる。そうだ、ミラン・クンデラもチェコ人でありながらフランス語で書いた作家だった。『La Fête de l'insignifiance』を評価していたので読みたくなった。『存在の耐えられない軽さ』が本棚にあった気がして探したけれどなかった。あれは日本の本棚だったか。