2022-08-04
職場からの帰り道、パリ北駅の正面を横切る道路を自転車で通る。その道はタクシーで道端がうめられている。マゼンタ通りから折れてすぐは一方通行なのでほんとうは西から東へは抜けられない。でもほんの短い道だし、タクシーが停まっているだけの道なのでゆっくり逆走する。北駅正面はバスも通る太い道だがここには東へ向かえる道が並走している。途中からまた一方通行になっているが、その道の最後のほうには自転車道であるラインが消えかけではあるが残っているので、通って良いのだと思う。
タクシーは自転車道を無視して真正面から私に向かってやってくるので「え?ここ一通?」みたいな顔をしてみせるがもちろん無視される。
つまり逆走したければ正面の道以外はコの字型に遠回りをしないといけない。
パリの道路では人間のあらゆる視野狭窄を観察することができる。