📖『巨匠とマルガリータ』ミハイル・ブルガーコフ/水野忠夫訳(岩波文庫)
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創作することは何かに魂を売ることであり、愛することは魔法(ときに黒魔術)。ということか。
箒ではちゃめちゃやるところは勿論面白かったけど、焼け残った原稿を読んでいるシーンが印象深かった。
本は書かれないと、残らないと、作者にたどり着くことができない。多くの人に読まれたのか読まれないのかも分からないで流れていく言葉と、たったひとりだけに密かに見つけられる言葉とがあって、私はたどたどしくても後者をいつくしんでいたいなと思った。
とても面白かったけれど感想を書くのが難しい。創作することと社会の軋轢についてがテーマのひとつなのかな。
『百年の孤独』が好きならきっと好きだよ、とおすすめされたのだけれど、なるほどとも思うかたわらでこういう幻想的なものの中でも自分なりに分類をしているんだなとも感じたり。