無知の5つのレベル(Five Orders of Ignorance)
無知のレベルには5つのレベルがあるとされています。
The Five Orders of Ignorance
>「分からないことが分かる」になるための技術 - 仮想サーファーの日常
https://scrapbox.io/files/67258199911334d837c6f776.png (画像は↑の 仮想サーファーの日常 さんページに貼ってあったもの からの引用です🙏)
無知のレベルには5つのレベルがあるとされています。
1:全部分かっている。
「答え」を持っています。
あとは書き写すだけで完成する状態です。
101:分からないことが分かっている。
答えを得るための「質問」を持っています。
「答えを引き出すために必要なもの」が何か分かっている状態です。
201:分からないことが分からない。
「質問」を持たない状態です。
「答え」を引き出すための「質問」ができない状態です。
3O1:分からないことが分からない状況を何とかする術を知らない。
「2O1→1O1→1と進んでいくためのプロセス」がない状態です。
それについて分からないとき、どうすればいいのか?が分からない状態です。
4O1:無知にレベルがあることを知らない。
質問をするときや、不明点の整理を行う際には
自分がこの中のどのステップに居るのか理解しておくことが重要です。
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追記:(↑)上に貼ってあるリンクの(このページの内容の元ネタのページの内容)についての追記。
(↓以下、「The Five Orders of Ignorance」の文書をGoogle翻訳した内容、読んだメモ です)
無知の五段階
フィリップ・G・アーマー著の「ソフトウェアのビジネス」では、ソフトウェア開発を知識の獲得と無知の削減として捉えています。以下に、文書の内容をまとめた文章を紹介します。
→ (結論:)無知の状態には 5つの段階 があります。
→ 自分の 無知 のレベルを認識することはマジで大事。という話
無知について認識することは、
問題解決をスムーズに行うためや
正しい判断を下したいときの思考を整理するためのツールとして使用でき、役立ちます。
→ 解決したい問題があるが、どうすればよいか方法が分からない
そのような時に、自分 (達) の現状を整理して、自分たちが無知の段階のどこに位置しているのかを認識し直してみるとよい。
→自分が何を知らないかを認識することで、
適切な情報を収集し、より正確な判断を下すことができるようになるのです。
..
(本文)
以下の3つのトピックについて、
順に見ていきましょう
1. 無知 の状態には段階がある
2.「90%完成プログラム症候群」について
3.「(自分は)知らない、分かっていない」ことを理解することの重要性
1.→ 無知 の状態には段階があります。という話
無知の段階を意識できているかどうか、はシステム開発やプロジェクト管理に 大きく影響します。
👇以下が無知の段階 とその影響 である(5つの段階。)
0次の無知 (0OI):無知の欠如。
影響: 問題が発生しても原因を特定できず、適切な対策が難しい。
1次の無知 (1OI):知識の欠如。
影響: 必要な知識が不足し、プロジェクトの進行が遅れる可能性がある。
2次の無知 (2OI):認識の欠如。
影響: 問題の存在自体を認識していないため、重大な問題が見過ごされる。
3次の無知 (3OI):プロセスの欠如。
影響: 適切なプロセスや手順が確立されていないため、プロジェクトの管理が困難になる。
4次の無知 (4OI):メタ無知。
影響: 無知の存在自体を認識していないため、無知が無限に拡大するリスクがある。
--(無知の段階の話 おわり)
2.→ 「90%完成プログラム症候群」 の例の紹介
`90%完成プログラム症候群という言葉があります。
この言葉の定義?
プロジェクトが90%完成したと報告されるが、実際にはまだ多くの作業が残っている状態。のことです
つまり、
これは(作業の進捗とかで)何事もなくとりあえず 90%ぐらいまでは進んだ。けども
もうすぐ終わるかな、と思っていたら
90%から 100% にするのにめちゃくちゃ苦労することになる。みたいな話、あるよねという事。
(何かずっと残っていた問題とか細かい問題がいろいろ出てきたりして)
(→結局、なんやかんやあって 90%から1ヶ月ぐらい経ってても、)まだ終わってません(なんかもう)終わりがよく分かりません… (トホホ...) みたいな状況に気づいたらなってること、まれによくありますよね
この症状に陥る原因:
例えば、進捗の過大評価 や 残りの作業の複雑さを過小評価 をしていたことが原因であることが多い。
→ それはつまり、突き詰めると..
その作業の目的や 進捗の状態 をちゃんと「理解できていなかった」ということですね。90%にたどり着くまで、その途中に細かい問題がいろいろ埋まっていたことを知らなかった。さらに突き詰めればそのタスクについて、そもそも、自分がちゃんと「知れていなかった」ことに作業中に気が付けなかったともいえる。もし気が付けていれば行動を修正して、そのようになることを避ける対応ができたかもしれない。知らないことを認識できなかったことが原因といえる。
結果、プロジェクトの完了が遅れ、予算やリソースが不足することがある。
→(2の結論:)無知を認識することは、見えずに地面に埋まっているリスクを見つけ出したり、行動プランの戦略を練ったりする際に役立つ、重要なポイントなのです。
3.(まとめ、全体の結論)
知らないことを理解する (しようとする) ことの重要性
→ 問題解決や意思決定において、極めて重要。
自分の 無知の段階 を認識することの効果:
→ 自分が何を知らないかを認識することで、適切な情報を収集し、より正確な判断を下すことができる。
意識すべきポイントは2点ある
1.自分はこれについて「知らない」のだ、と無知であることを自分へ受け入れて、自覚すること。
2.なにか新しい情報を得たときに、
・(それまで無知だったがゆえに ーそれを知らなかったために)今まで気が付かなかったようなことがないか?
・そして新しく知った事について、(それを知るまで考えになかった)「知らないこと」があったときにそれに気が付けるか?
という2つ。
しかし、2.のような「認識を整理して検証する」ことを行うのは、なかなか難しい。
自分の認識をチェックすること、認識を検証して問題点を改めるには時間がかかる ー時間をかける必要がある ことも多い。そしてそれらの作業は落ち着いて考えを整理しながらする必要がある
また、2.のようなところまで考えを及ばせるのは大変な作業です。きっと、自分の認識を検証していくうちに、分からないことがたくさん出てくる(見つかる)のと、それらについて考えるのにも時間がかかるので、大変になりがち
..(締め)
・成功への鍵: 無知を認識し、それを克服するための努力を怠らないことが成功への鍵となる。
(おわり) >The_Five_Orders_of_Ignorance
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