KiCad:フットプリントを自動配置
フットプリントの自動配置はKiCad v4のときからあったようだが、機能名の変更があったりして古い記事を参考にすると混乱する(混乱した)ので、KiCad v5でのやり方をまとめておく。
環境
macOS 10.15.4
KiCad v5.1.5
ツールセット
フットプリントの自動配置はレガシーツールセットでは動作しないようです。
メニューの設定からモダンツールキットが選択されていることを確認してください(アクセラレーターか代替かは問わないはずです)。
基板外形線を引く
Edge.Cuts.をいつも通り引きます。
場所を指定したい部品を手動で配置する
コネクタや大きな部品など手動で配置したい部品を好きな位置に置きます。
マイコンやピン数の多い部品も手動で配置しておいた方がベター。
自動配置したい部品は基板外形の外に置いておきます。
https://gyazo.com/6de9c23041bc23b03e1af6bc8f21a900
(コネクタ類だけ基板内に配置した状態)
フットプリントを自動配置
メニューの配置>フットプリントを自動配置>基板外にあるコンポーネントを自動配置で基板の空いているスペースに部品が自動で配置されます。
https://gyazo.com/a1c7ee2400b4605d3b5ae10e97ba5851
(自動配置後)
このままでは決して行儀のいい配置ではないが、叩き台にするには悪くないと思う。