Slackでメンションする時に考えていること
akix.iconがSlackでメンションする時に考えていることの共有です 他の人にこうしてほしいとかでは無いです
テキトーにメンションしてもらって構いません
あくまで、考えてることを言語化してみただけ
Nota, Inc.でSlackの通知について議論が盛り上がってたので、自分の場合だったらこう、というのを書いてみた -.icon
用語
送信者=akix.icon
受信者=akix.iconがメンションを飛ばした相手
この文書では@xyzとする
この文書ではチームでAKI 黒板というプロダクトを作ってると仮定 メンションする時に考えていること
受信者がパッと見て(1)いつまでに、(2)何をすればいいかの2点がまず分かるようにし、メンションだけで(3)何の話をしてるか分かるように意識する
先頭に期日を付けることで、スマホの通知でも急ぎ具合が分かるようにする
通知だけ見て受信者が「今すぐ対応」「明日やる」「そのうちやる」が判断できる方が望ましい
どうしてほしいかを明文化すると、受信者が考えなければならないことを1ステップ減らせる
まず送信者が何を欲してるか察してもらうところからスタートだと受信者の負担が大きい
メンションだけで何の話をしてるか分からないと、前後のコンテキストを延々と読み込む苦行が始まってしまう
(1) いつまでに
akix.iconから見た時に、「緊急」「普通」「いつかやってくれればいい」のどれなのか先頭に書く
(急ぎでお願いします)/(緊急です) ← 本当に急いでほしいことは滅多にないので使わない
事件・事故が起きた時ぐらい?
(明日でOKです)/(来週確認で大丈夫です)
退勤後と思われる時間帯(夕方)にメンションする時は、スマホで通知を見ても"放置で良い"とすぐ分かるようにする
そもそも退勤後にメンションするのは極力避けるべきではある
良い例
(急ぎじゃないです)
急いでない普通な依頼の場合は、期日を後ろに書くこともある
@xyz AKI黒板のユーザー数の推移をグラフ化してください。来週月曜まででOKです。
気付いた時に読んでくれればいい&放置されたら再メンションすればいい、ぐらいの内容の場合は、特にいつまでかは書かない
(2) 何をすればいいか
受信者にどうして欲しいのか分かるメッセージを書く
(A) 情報を把握しておいてほしい
(情報共有です)/(状況共有です)/カレンダーに追加しました
良い例1
@xyz (情報共有です) AKI 黒板のチョークが透明になるバグの修正を本番環境にリリースしました。
良い例2
@xyz AKI黒板の新デザインの検討会議、来週火曜15時にカレンダー追加しました
(B) アクションしてほしい
検討をお願いしたいです/修正をお願いしたいです/再確認お願いします/教えてほしいです
良い例
@xyz AKI黒板の背景が緑じゃなくてオレンジになってるので、再確認してください。
(3) 何の話をしてるか分かる
10〜30分以上会話が空いている場合は、何の話題についてのメンションか改めて書く
良い例
@xyz 先ほどのA社から問い合わせのあった黒板消し機能のバグですが、〜〜〜
長くなりそうな時はSlackメンションにサマリを書いて、詳細はScrapboxに流す
良い例
言及先やリンク先を追いかけないと、期日や趣旨が分からないメンションは避ける
送信者(akix.icon)と受信者の双方で同じ状況把握をやって、2人分の時間を浪費しないようにする
① Slackのスレッドを追いかけなくても意図が分かるようサマリを書く
悪い例
@xyz ↑の件、大丈夫です!
良い例
@xyz すみません、会議してました。AKI 黒板にGoogle Analytics入れる件、大丈夫です!今週中にやります。
② SlackのURLを貼った先を熟読しなくても済むようなサマリを書く
悪い例
良い例
③ 社内Wiki(Scrapbox等)を全部読まなくても分かるように、サマリを書く
悪い例
良い例
@xyz (急いでないです) AKI黒板の開発ツールを増やしたいため、デポジットクレカに10万円チャージをお願いします。
・UltraHyperBugTracker月額8万円(固定です)
・SugoiServer月額約2万円(変動します)
例外
Slackでの会話が終わったようなタイミングで言い忘れがあった時は、上記を忘れてガンガンメンションしてます
すまんやで…
感想
こういう細かいマイルールを作り上げることで、謎のフォーマットでコミュニケーションをとるおっさんが完成するんだなと思いました