AですしB
京都の人はしばしば「AですしB」という文法を使う
関東の人間の感覚では「AですしB」というのは、「AかつB」つまり"A and B"を表す
京都の場合は「AなのでB」という意味で使われる
例1「私はスポーツ好きですし、体力に自信あります」
例2「こちら秋刀魚の塩焼きですし、大根おろしに醤油かけて召し上がってください」
いわゆる「京言葉」や「京都弁」のリストであまり見かけない文法なので、京都に引っ越してきた時は違和感があった
が、実家が京都の人や京都に慣れてきた人(10年程度)に聞いても「そんな言葉はない」と言われることが多かった
具体的な用法に気づいてからは、腑に落ちた感覚がすっきりと気持ち良い
まだ京都に来たばかりですし、ウソ言ってたらすんません
いや、関東でも「なので」という意味で「AですしB」を使う気がしてきた
例1「ここは危険ですし、よそに行きませんか?」
言わない?
よく分からなくなってきた…