今日から使える行動経済学
https://gyazo.com/04f5dc5911cdf5017223675a50602025
行動経済学をメインに、トリビア集といった趣きで読んでいて楽しかった ちょっとした隙間時間にサッと開いて読むには良い本だった
-.icon
以下おもしろいと思ったポイントのメモ
選択の自由を与えた上でよりよいものに誘導すること
相対的順位を知ると生産性が上がる
目に見える位置の同僚の生産性が高いと、つられて高くなる
コメディーを見るだけでも幸福度が上がり生産性が上がる
差ではなく割合が感じ方に影響する
10->100で「5増えた」と感じる時、同じぐらい増えたと感じさせるには100->1000にする必要がある
以下のように、同じことを言ってるのに印象が変わってしまう現象を指す語
「この手術で90%の人が助かります」「この手術で10%の人が助かりません」
自分が所有しているものの方が価値が高く感じてしまうバイアス
現状を高く評価してしまう
現状をやたら未来に投影してしまい、現在と同じ未来が来ると思ってしまうこと
みんなやってると言われるとやりたくなる/気まずくなる
「90%の人がリサイクルに協力しています」
他人に対する親近感の程度
社会的距離が離れている疎遠な相手には思いやりが低くなる
いわば身内びいき
他人との差が気になる傾向
国籍や人種に限らず、霊長類に見られる傾向
金銭的な報酬が支払われると社会貢献したい気持ちが削がれること
「お掃除ボランティアに参加してくれてありがとうございます。お礼の300円です」→ガッカリ
恩返しするタイプ
残業時間が長く、欠勤日数が少ない
倍返しするタイプ
失業している可能性が高い
アノマリー(英: anomaly)とは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を指す。
事前の情報を元に予測してしまう現象
ギャンブルや投機などで偶然手に入れたお金の方が損失の痛みが小さくなる
使い道や出所の違うお金をカテゴリ化し、使い方が違ってくる傾向がある
ギャンブルに負けた時に、損失回避のために次のギャンブルに参加しなくなる現象
ギャンブルに負けた時に、損失を取り戻そうと更にギャンブルに参加する現象
大穴馬券に引かれる現象
-.icon