『民主主義ってつまり滅びの道なんだよね』???
これ、小学生の時に先生に同じ質問したら絶句された。
「頭の良い人って全体の中で頭が良い人ってことで、多数決って多数を占める頭の悪い人が選んだことを採用するっていうバカ丸出しの行為では」
先生は民主主義がどうのって騒いでたけど、こう考えると、民主主義ってつまり滅びの道なんだよね
こんなツイートを見かけた
よくわからん!
疑問がたくさん
整理するためにつらつら考えながら書いてく
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頭の良い人=少数派、頭の悪い人=頭良い人以外の多数派
雑すぎでは?
頭の良し悪しとは?
頭の良し悪しと「意思決定の正しさ」(≒滅びの道を避けられる選択をできるかどうか)がイコールにならない
滅ばない道を選択できる人 = 頭の良い人とするならまぁそうだけど
どんな問いに対しても「正しい」人は少数派なの?
例えばAとBの2択があったとして、頭の良い人みんながA派で頭の悪い人みんながB派ってありえる?
そういう状況があったとしてB派はB派で居続けるのか?
話し合いや説得が全く行われないならそうか
なによりAが滅びの道につながらないのは確実なのか?
「少なくともBよりはAの方が滅びにつながらない」ような選択肢があったとして
常に正しい方を選べる人いる?
そんな存在があるならいいよなぁ
実際は2択で決められるものなんて少なくて、Bが多数派ならCもDもEも少数派で、どれが「正しい(滅ばない)」かわからない
少数派であることが「正しい」ことの証明になり得ない状況で、Bが必ず間違っているとは言えない
そんならより多くの人が納得して動けるような選択をした方がいい感じになるっぽいぞ、ってことで多数決を採用してるんじゃん?
日本でも他の国でもいろんな分野で(滅びとは逆に)成長したと思うんだけど
実はそれこそがバカ丸出しなのか?
↑は前提が違うか。
元の論旨としては正解であるAを選択できる人が頭の良い人であり、かつそういう人は少数派になり、Bの多数派やC,D,Eの少数派は間違っている、という状況でBを選択する意思決定の手段である多数決はバカ丸出しだって話か
「正解であるA」を選ぶ人が「少数派になる」
うーん。。
「多数決でたどり着いた答えが正しいとは限らない」くらいなら何の引っかかりも無いんだけど
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めっちゃ矮小化して
メシを決める会議で健康考えて薬膳鍋行きたい一人となんとなくジャンクフード食べたい3人、結局4人でハンバーガー行くことに
これは『バカ丸出しの行為』か?
まぁ滅びに近づきそうではある笑
でもその人たちの栄養状態的にハンバーガー食べた方が良いかもしれない
ハンバーガー1、鍋3で鍋行くのも多数決ならバカ丸出しになる?
多数派が常に間違ってる(滅びに向かう)という前提じゃないと多数決 = バカ丸出しは成り立たない
あと1-3の状況で薬膳鍋いくことも場合によっては民主主義的だと思う
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違う
民主主義は(主に社会制度に用いられる)思想、多数決は意思決定の手段
多数派であっても法案通らないことだってあるし確実に有罪になるわけでもない
鶴の一声で決まる事案もいくらでもある
民主主義国家だからと言ってあらゆる意思決定が多数決になるわけではない
関係があるのは間違いないけどイコールではない
そもそも「優れた」少数派に意思決定をさせないための民主主義では?
『頭の良い人って全体の中で頭が良い人ってことで、多数決って多数を占める頭の悪い人が選んだことを採用するっていうバカ丸出しの行為では』って文章は、少数の頭の良い人の選択を採用する方が多数決よりマシだっていう前提があるんだけど、
封建制度ではたぶん支配者・権力者の方が「頭良かった」し、その層が集団の意思決定してた それが現状の民主主義より「良かった」のか?
良くなかったからこそ変革が起きたわけで
飢餓も腐敗も無い世の中だったなら頭の悪い多数派も納得してたかもしれんけどそうはなってないわけで
今んとこベターっぽいから民主主義を採用してるわけで
未来の人類史的に見て戦争での死者数とかで判断するなら民主主義採用時代がアホに映るのかもしれないけど
まぁ多数派が絶対正しい選択をできるとは思わない
でもそれを一応良いものとしてとりあえずやっていこうぜっていう社会
少数意見の尊重もある場所にはあるし、51%が100%勝つ世の中でも無い
悪かったらまた変えればいいこともある
これが良くないんじゃないかっていうのは数十年言われてそうだけど、より良い制度が無いのが現状?
これまでも多くの政治体制が試みられてきたし、またこれからも過ちと悲哀にみちたこの世界中で試みられていくだろう。民主主義が完全で賢明であると見せかけることは誰にも出来ない。実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが。-ウィンストン・チャーチル 頭の良い人が選んだことを頭の悪い人が追認(採用)してるのが日本な気がする
間接民主制+官僚主導での立法
知事選等の投票率50%下回る自治体がそこそこ多い国で民主主義とは?って感じもある
投票する人という頭の良い少数派が意思決定する人を選択してないか?笑
『民主主義って滅びの道なんだよね』
ここ話が飛び過ぎててわからん
あらゆることを多数決で決める世の中は滅びそうではあるよなぁとは思う
でも民主主義ってそれとは違うんじゃね?
だからといって少数が意思決定する世の中が多数派にとって「良い」のかっていう
そもそも二者択一ってのが雑すぎるんだけども
というか「滅びの道」がわからん
人類滅亡?国家滅亡?自治体消滅?家族離散?
人間の大多数は合理的な選択なんてできないので、その人達が意思決定してる(ことになってる)民主主義国はいずれ滅ぶよ~的な話?
民主主義化したことによる成長や繁栄は間違いなくあるから滅びの一途というわけではないし、その回答はまだ分からない
じゃあ滅びの道を辿らない社会制度って何?
王族や神ですら滅ぶことはある
常に多数派より優れた意思決定ができる存在を作り上げるしかない?
PSYCHO-PASSかな?笑
多数少数関係なく合理的な選択が継続してできる仕組みが望ましいのかな~
AI?
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書いてる内に少しは整理できてきたかな。
『民主主義ってつまり滅びの道なんだよね』はさすがに暴論だと思う。
捻じ曲げて論を成立させるなら意思決定の手段が多数決だけの集団は、常に最適解を出せる訳ではないって感じじゃない?だいぶそりゃそうやろ感あるけど。
元ツイートは「民主主義の限界」的な話につながっていくんだと思う。
ナチスとか引き合いにだすようなマジョリティの暴走
これは滅びへの道だよなぁって感じする
トランプ政権樹立だったりEUのグダグダだったりでよく言われるようになったヤツ
あとそもそも「多数決 = 多数を占める頭の悪い人が選んだことを採用する」なのかって話もある
ただ、明確な特権階級をつくってそこに意思決定を委ねるっていうのも難しい
滅びに向かわない選択肢が常に分かる神的な存在をつくるかどっかから出現するのを待つかっていう笑
単なる多数決に依らない意思決定の手段を確保し暴走を防ぐ社会制度
滅びの道をとらない選択ができる人間を増やす教育
あたりが民主主義のマイナーアップデートとしては妥当?ムズw
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あとここまでダラダラ書いといてなんだけど、まぁ人間なんてそもそも滅びへの道をたどるのがデフォルトなわけで、
それが集まってできた国家なんかの集団もそりゃ滅ぶよなぁって思う。社会制度とか関係なく。
なんならこっちの考えが自分にはしっくりくる。バカだから?
しょーもないこと書いた感ある。永遠に続くものとかあるのかなぁ。
大きい宗教は長く続きそうだけど。万年単位で耐用年数あるようなものでも無い気がする。
神って概念はいつまであるのかな。人によってはとっくに死んでるけどまだまだ寿命は長そう。
弱くて頭の悪い多数派の人類にとっては(取って代われるほど大きな存在が現れない限り)必要なものなのかな~。