最近みた映画の感想 2021 2022
2022年2月
劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ
テレポートとか子守唄とかお守りとか、思ったよりちゃんと伏線が回収されててびっくりした
終盤は展開もそうだが、フライゴンに乗って逃げるシーンなど映画的な見どころが結構あったのもよかった
場面転換がやや強引なシーンもあったが、
劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス
オープニングの水上レースのシーンはかなり気合いが入っててよかった
一緒にブランコしたがるのとかラティアス人懐っこくてかわいいね……
1時間の割には内容はあったが、悪役が弱かったので盛り上がりには欠ける印象
悪人伝(字幕版)
カーチェイスまでやるめちゃくちゃ気合の入った作品だった
「ムショにぶち込んでやる(大声)」からの場面転換が良い
「ここ!」っていう絶対的な見どころには欠けるのと、犯人の掘り下げが薄かったのはちょっと残念
事故物件 恐い間取り
B級ホラーっぽいが前半の照明やテンポ感は普通に良い
全体的にちょっとびっくりさせて「なんやねん!」って安心させてから落としてくるのが上手
途中から「来る」と同じノリで内容が変わるので、どの層向けなんだ……とは思うが気にしないなら全然見れる
また見ようとは思わないが、エンディングでちょっと印象変わるのはずるくていいなと思った
2022年1月
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
映画館で人と見た
ドクター・ストレンジ
人と見た
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
映画館で人と見た
アクション映画としては迫力があり良かったが、常にアクセルベタ踏みという感じでメリハリはなかった
全体的にCGと音でぶん殴るという感じで、中盤にカミングアウトからの容認エンドがありえそうなセリフがあっただけに、オチが渋いというかもっとストーリーに振ってもよかったのでは?と思った
劇場版 呪術廻戦 0
映画館で人と見た
乙骨の行動原理が自分と親しい人間までに閉じているのが印象的だった
夏油と相対してもその思想を否定すらせずに単に友達を守るために倒すと言いきるあたりが特に
正しい死のための使命感で動く虎杖とは対照的
基本的にはファン向けの内容で、映画館向けの作品だがこれ単体で楽しめるかと言われると結構微妙だとは思った
2021年12月
オデッセイ
人と見た
問題をどう解決するのかが(映画的な画づくりも含め)面白い
登場人物間の感情や理念の対立や葛藤を伴う決断はあまりなく、理性的かつ協力的なのでサクサク進んでいく
RTA とか大科学実験とか熱血じゃない Dr.STONE を見ている感じで、海外のドキュメンタリーっぽい
主人公が淡々とした感じで割としょうもないジョークをやるのは結構面白かった
特に終盤の宇宙海賊のくだりが好き
天使のたまご
押井守の作品だったので観た
映画というよりは映像作品という感じでセリフも分かりやすいストーリーもほとんどない
箱舟の残骸?の上で話が展開されているというのは分かったが、それくらいしか分からなかった
つまらなくはないが面白くもないという感じ
コンスタンティン
マトリックス繋がりでキアヌ・リーブスが出ていたので見たが、B級ホラーアクションという感じだった
導入からアクションなのかホラーなのか中途半端でパッとしないが、それが終盤までずっと続く
場面の転換が急なのか、とにかくテンポが悪くて間延びした感じがありメリハリがない
音楽や SE も比較的地味で、終盤の銃撃のシーンでさえ映像的な迫力はあるがもう少しという感じ
が、最後の最後で伏線回収をやって同時に裏をかいたのは非常に良かった
2021年11月
若おかみは小学生!
人と見た
児童向けの作品でもありながら、原作を踏まえつつ死とその受容を1時間半で形にしているのはすごい
とはいえ終盤はややご都合主義的で、設定の重さをなんとか感動に転換しようとする姿勢は不気味だった
立場や状況が普通の少女でいることを許さず、周りの期待に流される形でおかみになり、おかみである以上仕事に私情を持ち込んではいけないと抑圧され、その生活の中でこの物語における理不尽さの最たる例である親の死やそれに対する怒りを、職務上求められる振る舞いで「受容」させられているように見えるのが不気味で、誰にでもそれを求めるのは間違いだし礼讃されるものでもないという点で引っかかりがあったんだと思う
たしかに映画としてはあそこでああいう背景を持つ客が来るのはどこまでも正しいが、死の受容が仕事とは切り離して描かれるか、逆にそれほど簡単には受容できないというオチであれば不気味さはなかったかも
時をかける少女
人と見た
インターステラー
3時間近くあるし所々まあ SF 映画だからね~みたいな雑さはあったけど全体的な話の作りは面白かったです
宇宙にロマンを感じる人は見て損はないという感じだった
これいる?みたいなところがなくなはなかった
トランセンデンス
最初に結末を迎えた後の世界が描かれるが、そういう作りにした理由がよく分からなかった
人工知能やナノテクノロジーを扱っている割にシナリオが大味で、リアリティが無さすぎる
中盤で銅で通信が遮断できる設定を使ったのに、最終決戦では使わなかったのも謎
キャラクターの掘り下げも圧倒的に足りておらず、行動が理解できない場面も多々あった
主人公は妻だと思われるが、どっちつかずという感じですっきりしない
そもそも暴走 AI とテロリストの対決なので、どちらの陣営にも感情移入しにくい
久しぶりに最後まで見るのが苦痛な作品だった
マトリックス
とにかく音のタイミングが上手で見ていて気持ちがいい
結局エージェントとは決着付けないのかなとも思ったが、ちゃんとやってくれたのも良かった
これ絶対電車で処刑してくるやつじゃんと思ってたらちゃんとそうしてくれたので良かった
中盤の黒電話を中心にカメラを回して転送をやるシーンも、転送後にバチバチにキメた戦闘服に変わってたりするのがどことなくヒーローものっぽくていい感じだった
話の細かい部分が説明不足という感じはある
2021年10月
閃光のハサウェイ
初見は話を追うだけで精一杯だったが、話を知った上で見ると映像の作りこみに驚かされる作品
ただ暗い中で戦闘するシーンが多く、2度見ても単純に何が起きてるのかが分かりにくいなとは思った
ハサウェイの独白とクラブのシーンから BGM そのままで戦闘のシーンに移行する部分や、その BGM に合わせて画面が動いて市街戦が始まる様子はかなり良かった
戦闘中にガウマンのメッサーが上昇?するシーンで、機体に寄ってそのままコックピットを映すのも良かった
クスィーの登場シーンはもう少し派手にしても良かった気がする
ペーネロペーもクスィーも正面から全身が見えるシーンがない?ので、終盤でも存在が謎なまま
ハサウェイの甘さがマフティーとしての動きにどう現れどんな結末になるのか、今後が気になる
ロンドンゾンビ紀行
人と見た
コンセプトというか状況の異常性そのものが面白いタイプの作品
言うなれば出オチだし、実際それほど爆笑ポイントがあるわけでもなく、緩やかに進んでいく
とはいえ飽きるほど長くもなく、暇つぶしに見るなら可という感じ
悪の教典
人と見た
スプラッター映画で、
グロテスクさによる嫌悪感を差し引いても
来る
人と見た
2021年7月
竜とそばかすの姫
映画館で人と見た
主張がごちゃまぜだったのと展開にあまり論理性がないのとで途中で何度か冷めてしまった
ぐっとくるシーンはあったが子供とか家族向けっぽい感じがする
主人公の情緒がめちゃくちゃになるシーンは共感があって良かった