恋に仕事に大忙し
仕事でいわゆるトレードオフ案件みたいなのに出喰わしたらトレードオフとか積極的に言いたくないので「これは恋に仕事に大忙しですね」って言いがちなんだけど、別にこの場では恋してないし、どちらも仕事なので適切じゃないけど、欲張り感は出ていい
恋 = 内発的動機、仕事 = 外発的動機ないし使命、という対比……のつもりで使っていると思われる考え方。 どっちを捨てるべきとか、どっちが偉いとかではなく、どちらも両立することができれば三方よしで良いじゃん、最高を目指そうよというスローガン。 ちゃおの登場人物はみんなそうしている。
「好きなことで生きていく」にも近いかもしれない。
だからまあ、冒頭の南場社長の怒りというのは、単に給料泥棒に対する怒りではなくて、本当に社員のことを思った怒りで、こういうモチベーションの上下で仕事をしてきた人間の末路を色々見てきたからこそなのだろう、と今になって思う。実際、こうなってしまってからでは遅いのである。
こういう考え方もあり、なるほど……となるけど、自分は仕事と割り切ってフルタイム労働の時間を捧げるつもりはなく、順応するつもりもないので「モチベーションの乱高下で落ちる」か「仕事と割り切ろうとするが割り切れず恋も叶わず落ちる」かの二択しかないので、だったら恋も叶う可能性のあるほうに賭けるしかない。
「賭け」というが、自分の報酬系を騙し続ければよいかなり分の良い勝負だから、乗り続ける価値がある……と信じている。