”場合”を集合の要素に対応させる
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2つの事柄A,Bについて、
Aの起こり方が a 通り
Bの起こり方が b 通り
あるとする。
このとき、「Aであり、かつ、Bである」場合が「ないならば」AまたはBが起こる場合は a+b 通りあり、これを和の法則 (sum law) という。 これを順に a1,a2,⋯,a7 と対応させ集合 A を作る. このとき,場合の数は n(A) と表せる. このように,事柄における“場合”は,集合の要素に簡単に対応させることができる
このように対応させることにより,場合の数を求める際,『集合の要素の個数』で学んだことが利用できる.
以下,特に断りのない限り,事柄Xと集合$ \chiは互いに対応しているものとし,どちらも斜体のアルファベット$ \chiで表すことにする