母が以前広島に行った時えらい目に遭った話
聞いた話なので実際と誤りがあるかもしれない。
2018年9月某日。旭川(AKJ)-羽田(HND)間をAIRDO(ADO)、羽田-広島(HIJ)間JAL、とHNDで乗り継ぐ(時間は2時間以上確保)旅程を組んでいた。
問題が発生したのは帰りのこと。
HIJに来るJAL機が機材整備の遅れでHNDを約1時間遅れで離陸。HNDから来た機材をそのままHND行きに使うため、HIJの出発時刻も遅れるとアナウンスされた。
当該飛行機はHIJに無事着陸した。が、しばらくして機材整備で欠航のアナウンス。
もちろんカウンターには振替の手続きで列ができる。
振替便の手続きに時間が掛かった関係か、HIJ-HND間は数時間後のANA便に振替となった。
欠航の段階でほぼ確定的だったのだが、HNDで所定のADO便への乗り継ぎができなくなり、しかもHNDからAKJへの便が時間的にないため新千歳(CTS)に目的地を変更。
HND-CTSの航空券はJALの通常片道料金(OW)で購入することになった。
そしてADOの予約・案内センター(客船)に電話、交渉の末HND-AKJの航空券は特例で全額払い戻しされることとなった。
ADOの客船からはカウンターで払い戻し手続きしてね、と言われたようだが乗り継ぎの都合上時間が無かったため後日行うことにした。
CTSからは同行者の夫が迎えに来た。AKJに止めた車は(管理事務所にその旨を連絡したのか)なんとか出すことができたという。
翌日、AKJのANAカウンター(※AKJではADOのカウンター業務を提携先のANAが行っている)にてeチケットお客様控えとJALの欠航証明書、支払い時のクレジットカードを提示し払い戻し手続きを実施。
この時に渡された控えがANAの払戻用インプリンタ伝票(※カーボン紙となっており、カードのエンボス部分を専用の器具(インプリンタ)で押し当てることによりカード番号等を転写する)である。
備考欄にあるCNL(欠航の意)などの略語が航空会社らしい。
カード会社欄にある楽天KCやバンクカードなど、時代を感じさせるものがある。
手続きから1-2ヶ月かしてカード会社から払戻金の振込があった模様。
教訓
乗り継ぎする場合はなるべく同じ系列の航空会社にすべし。
申告しておけば預入手荷物も自動的に積み替えされるし、今回のようなイレギュラー時でもうまく調整してくれる。はず。
実際、2019年5月某日に長崎(NGS)へ行った際はANA系(ADO(AKJ←→HND)/ソラシドエア(SNJ)(HND→NGS)/ANA(NGS→HND))に統一している。
HNDでのターミナル間移動も不要になる。