質問は恥ではないし役に立つ
https://gyazo.com/32bc772ecafc3d5d2a9c9c89aefae46b
質問の基本形
技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ
質問のタイミング
質問のレベル
Five Orders of Ignorance
3OIの場合
2OIの場合
1OIの場合
質問のアティテュード
「魚をくれ」じゃなくて「魚の釣り方」を教わるようにする
圧倒的当事者意識(ATI)
問題が解決したときには質問した人に報告する
お土産を用意する
実例
まとめ
「Webアプリのデザインをどうしたらいいか」「セッションの管理方式をどうしたらいいか」などどうすればいいのかわからないという経験の無い仕事を任されたときの話です。
私は初め、この手の質問は「この部分のデザインをどうしたらいいですか?」と聞くしかないなと思っていた圧倒的当事者意識の欠如した状態だったのですが、そのように聞くと「お前に意思はないのか?お前の意見はどうなんだ」と言われてしまいました。
しかし、新人でデザインの知識など一切なかった私は反論します。
「私のデザインに関する知識では、何を調べればいいかもわからないし、意見を持つことすらできません。」
すると、先輩は「そういうときは、世界のスタンダードがどうなっているのかを調べればいい」と教えてくれました。
例えばショッピングサイトの画面レイアウトの構成を決めたいのであれば、Amazonを参考にして、「Amazonはどうしてこういうレイアウトにしているのだろう」と考えることが大事です。
そうすると以下の二点が言えるようになり、先輩としてもそれが良いのか、悪いのか判断をするだけでよくなります。
「自分はどうしたいのか」
「なぜそうするのがいいと思うのか」
「どうすればいいのかわからない状況では世界のスタンダードを調べる」という手法は、3OIから2OIへ進むためのものであり、デザインのみならず様々なところで役に立っています。