トランザクティブメモリー
トランザクティブメモリーとは、1980年代半ばにアメリカの社会心理学者ダニエル・ウェグナー氏が提唱した、「組織学習」に関する概念です。
この概念は、組織全体が同じ知識を記憶するのではなく、組織内の「誰が」「何を」知っているのかという情報を把握する事を重視する考え方です。つまり、「What」ではなく「Who knows what」が共有されている状態を指します。日本語では「交換記憶」「対人交流的記憶」とも訳されます。
書籍のインプットは「何がどこに書いてあるのかを把握する」ことを優先する