ポジションを取る
#採用基準_地頭より論理的思考力より大切なもの
スタンスを切るとも言う
マッキンゼーで身につけなければならない基本動作 | 難しい時代を生き抜くための読むサプリメント
ポジションをとる とは、
「あなたの意見は何か」
「あなたが意志決定者なら、どう決断するか」
を、はっきりさせるという意味です。
問われるのはプロセスではなくあくまで成果です。
「で?」と聞かれたとき、答えられなければどんなに膨大な資料を用意してもバリューゼロと評価されます。
So what? と問われ、首尾よく自分の意見を言えたとします。今度は、出された意見をもとに議論が始まります。
So what?にフォーカスした会議を何度か経験するうちに、その生産性の高さが身にしみてわかってきます。
最終結論を左右しないような枝葉末節に時間を使うことがなくなるからです。
結論を出す(ポジションをとる)ことで、周囲からも上司からも様々なフィードバックが得られます。そこからまた自分の考えを発展させていければいいのです。
採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの
「ポジションをとれ」は、「あなたの意見は何か」、「あなたが意思決定者だとしたら、どう決断するのか」という意味です。マッキンゼーでは若手コンサルタントも常に、自分の立ち位置をはっきりさせ、自分の意見を明確に述べるように求められます。
マッキンゼーに学ぶ! リーダーシップで大切な決断力の身につけ方
外資系コンサルのスライド作成術
分析した結果のデータのみを提示して、示唆や解釈を提示しないというのは「解釈はあなたに委ねる」という態度です。なぜ解釈を委ねてしまうかというと、解釈が異なることで発生する摩擦を恐れているからで、つまり相手におもねているわけです。だから解釈できない。解釈しないからメッセージが出ない。メッセージが出ないからコンペに負ける。この悪循環を断ち切るためには、情報を解釈し、勇気をもって示唆を出す、「自分はこう思う」ということを主張することが求められます。右か左か、態度を決める。つまり「ポジションを取る」ことが求められているのです。
(中略)
ポジションを取る、ということは逆のポジションを取る人に戦いを挑む、ということです。その戦いに勝とうと思えばこそ主張をシャープにする努力が生まれる。ポジションを取る、というのはアウトプット・クオリティの根幹に関わる問題なのです。
“ポジション”を取っていない提案書は提案書ではない。 | 株式会社ナンバー
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たとえばクライアントがAかBかの2つの選択肢の間で悩んでいるシチュエーションがあるとします。AにもBにもそれぞれにメリットと克服すべき課題がある。こんなときコンサルタントは「どっちでもいいですよ」とは言ってはならず、「これこれこういう理由でAを取るべきです!」とスタンスを取って検証を進めていくべきなのです。どんなに将来のリスクを想定したり、傾向を予測したりしたところで、正確な未来のことは誰にも分からないし、どちらがいいかなんて“絶対的な”解は存在し得ません。
明確にポジションを取って意見を出す人と議論するの、とても楽だし議論がどんどん進むなーと感じる。
一番大きいのは「意見と人格が切り離されていること」で、「意見を批判/否定しても、相手を批判/否定することにはならない」状態が議論をスムーズにしていると思う。
もともと自分はディベートが嫌いで、「議論に勝者なんていないし、対立する二元論から止揚を経て第3の案を出すことが正しいし共通のゴールだ」と思っていたけど、その第3の案を出すためには対立構造を意図的に作り出すことが重要なんだなーと再認識した。
その意味で言うと、ただの別方向からのふわっとした意見出しになったりディベートだけになったりすることは意味がなくて、うまくそれらを手段化していく必要があるんだと思う
この二つにも通じる話で、「ポジションを取って意見を出した人自体を尊重する」「議論自体では人格ではなく意見を戦わせることに全力を尽くす」「決まったのなら本気で取り組む」ことができれば最強になれるんだろうなーという感覚
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意見を言ってくれた人を孤立させない立ち振る舞い - Konifar's ZATSU