ソフトウェアの内部品質に生じる様々な問題は組織設計にその原因があることも多い
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アメリカのソフトウェア開発者の「Martin Fowler」による「負債の4分類」です。
横軸が「無謀」「慎重」、
縦軸が「意図的」「無自覚」になります。
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悩ましいのは「無謀な負債となった内部品質の問題」による生産性の悪化です。
慎重と比較すると意図的であれ無自覚であれ、負債としての内部品質に向き合えていない状態に見えます。
ではどうすればよいでしょうか。
https://gyazo.com/91a469b66b044f536bfc618e378dab36
解決策としては、プロダクトに対してチームを組織化することで、連続性を持たせることができます。
プロジェクトではなく「プロダクト」に対して開発チームを組織化することで、同一チームが担当プロダクトの開発プロジェクトに繰り返し携わることができ、学びが蓄積されていきます。
https://gyazo.com/2b9ebb59006c4f472108504697c2557e
また、プロセスの反復により学びを蓄積し不確実性を崩していくことにも繋がります。
プロジェクトやイテレーションという過程の中で、
新機能やプロジェクト、プロダクトのナレッジをアウトプット
それらの知識を蓄積
効果として、
ユーザー・ビジネス価値の向上
方法不確実性の削減(プロジェクトナレッジ)
目標不確実性の削減(プロダクトナレッジ)
といった反復が行われ、結果として不確実性の低減やユーザー・ビジネス価値を向上させることができます。