厚生労働大臣記者会見(2020年2月14日)
会見後メッセージ
発熱外来について
『2009年の新型インフルエンザの際に、その時にはその外来を当時発熱外来と呼んでおりましたが、公表した結果として、一部地域で特定の医療機関に外来の受診者が殺到して、まさに急を要する方に対する対応に時間がかかってしまった等の経験があります。したがって、その点を踏まえて、先ほどご説明したような仕組みになっておりますので』
記者: 今日公明党が新型コロナウイルスについて専門家会議を立ち上げたらどうかと政府に申し入れている、要望しているようなのですけれども、これについて大臣は必要だと考えるかどうかお考えをお聞かせください。
大臣: 公明党の今朝のご議論で、専門家の会合等いくつかお話があったということは承知しております。ただ具体的なところはまだ承知しておりませんから、おっしゃっている趣旨を十分に把握してはおりませんけれども、既に私どもの対策とこの厚労省の対策本部に有識者からなるアドバイザリーボード、これはもう既に設置をさせていただき頻繁に会合していただいたり、時間がない場合にはそうした方々と接触しながらそのアドバイスを受けているところであります。しかし、それが厚労省だけでいいのか、政府全体についてアドバイスをその方からしていただいていいのか、そういった課題もあるんだろうと思います。それからもう一つは正式に厚生科学審議会の感染症部会というのもありますので、そういった場を通じても説明をしていくということも必要だと思っております。ただいずれにしても公明党の方々が具体的な中身とかその趣旨をしっかりお聞かせいただいて必要な対応を図っていきたいと思います。